米国の企業がiPS細胞の特許を英国で取得したと報道されています。これまでは京都大学の山中先生による特許(日本)しか認められていなかったということです。もちろん、各国で特許申請自体はたくさんあるようですが、認められていなかったのです。それが、今回認められた。確かに記事から考えられる特許を取得したiPS細胞は山中先生が作成した細胞とはソースが違うような気もしますが専門家ではないのでこれ以上のコメントは控えます。でも、日本として研究を推進しようとしていた分野に、ついに大きな対抗馬が現れたということでしょう。また悪いことに事業仕分けの関係で研究補助金(革新的技術推進費)の執行にもトラブルがあったばかりです(その後、どうなったかは調べていないのでわかりません。無事に執行されていることを期待します)。いずれにしても、日本が科学技術の分野で世界をリードすることができるチャンスを失おうとしているのかもしれません。そうです。しかもそのチャンスは、手の中にほぼ入れていたのに、それが指の間から逃げていく。そしてその指の間を広げているのは国?かも・・・・・・。でも、私のような一庶民には手の打ちようがありません。国会議員の方、国の将来を考えた適切な行動をお願いします。
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