人工多能性幹細胞(iPS細胞)を保管し、必要な患者に提供する「iPS細胞バンク」が来年度からスタートするというニュースが報道されています(ASAHI.COM)。まず、一般の人からiPS細胞のもとになる皮膚の提供を受け、2013年度にもiPS細胞の提供を始めるそうです。iPS細胞はさまざまな組織の細胞へ分化することができますが、作製に時間がかかるという技術的な問題があります。そこで、献血のように、健康な人から提供された皮膚からiPS細胞をつくって増やし、冷凍して保管しておくという考えのようです。例えば、事故で脊椎を損傷し、緊急な移植が必要な患者にも素早く対応できるよう、あらかじめ準備しておくという構想ということです。利用できるのは、本人限定になるのでしょうか。それとも・・・・・。整備しなければならないことがありそうな気もします。
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