ワニは見た目が恐竜に似ていて、しばしば「生きている化石」と呼ばれますが、およそ2億5000万年前~5500万年前の中生代に生息していたワニの祖先は草食だったとする研究が発表されたそうです(AFPBB NEWS)。絶滅したワニ類16種の歯146本を高解像度スキャンし、コンピューターで解析。古代のワニの中には、どう猛な肉食動物として知られる現代のワニとは異なり、穏やかな気性の種がいたことを発見。爬虫類の歯の違いを調べた自身の論文や、哺乳類の歯が生える位置によって異なる形状を持つ性質(異歯性)に関する過去の研究を参照し、スキャンした歯の形状と、食生活との関連を調査した結果、現生ワニと同じく肉食を主とするものもいたが、雑食の種も、完全に草食だったとみられる種もいたことが分かったということです。
https://www.afpbb.com/articles/-/3232656
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