アルゼンチン首都ブエノスアイレスのすぐ北にある化石の発掘地で、先史時代に生息していたシカの化石が発見されたそうです(AFPBB NEWS)。化石の正確な年代はまだ特定されていないそうですが、背骨や四肢、歯など、シカの全身の約7割の部位が見つかったそうです。同じ発掘地からは、哺乳類や爬虫類の化石がこの17年間で24体分見つかっているそうです。このシカの骨格は、歯や脊柱がほぼ完全に揃っているだけでなく、肋骨20本以上、骨盤骨、後肢の骨、大腿骨の一部などが含まれていたそうです。シカは、モレネラフス(Morenelaphus)の一種で、体重が最大で200キロに達した可能性もあるそうです。この種のシカではこれまで断片的な化石しか見つかっていなかったそうです。今後、化石の年代を特定するための検査が実施される予定。この種の動物は約250万年前から1万2000年前まで続いた更新世に生息していたそうです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3205630?cx_part=top_category&cx_position=3
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