1億年前の古鳥類の尾羽を含む琥珀を発見したとする研究論文がJournal of Palaeogeographyのオンライン版で発表されたそうです(AFPBB NEWS)。今回新たに発見された標本は、有名な琥珀産地であるミャンマー北部のカチン州にあるフーコン渓谷で発見されたもので、鉱区の火山灰の測定に基づくと、この地域の琥珀は今から約1億年前の白亜紀後期初めのものとされるそうです。この時期にミャンマー北部の湿度の高い熱帯環境下の動植物が、流れてきた樹脂に封じ込められ、長い地質時代の中で琥珀となり、現在に至るまで保存されてきたそうです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3202807
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