健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

乳がんのAI診断

2018-10-18 08:30:45 | 研究
米国グーグル系列の英ディープマインド社と東京慈恵医大付属病院は、日本人約3万人分の乳房のエックス線撮影画像から早期に乳がんを見つけ出す人工知能(AI)の開発に乗り出すと発表したそうです(YOMIURI ONLINE)。同社は、囲碁の盤面の画像で学習させたAI「アルファ碁」を開発し、2016年に人間のトップ棋士に勝った実績を持つそうです。この技術を乳がんの早期診断に生かしたいというもの。乳がんは通常、マンモグラフィー(乳房エックス線撮影)などの画像を医師が見て診断しますが、世界全体で毎年数千例以上の見落としがあるといわれているそうです。日本人は特に、体格や乳腺濃度の特徴などから、画像診断が難しいとされているそうです。同社は現在、英国で約3万人分の画像を基に乳がんの早期診断AIの開発を始めているそうですが、日本人のデータも必要と判断したというもの。東京慈恵医大付属病院で07~18年にマンモグラフィーを受けた約3万人分の匿名の画像を学習させるそうです。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20181004-OYT1T50097.html
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