健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

10代少女のHIV感染が3分に1人

2018-08-06 08:30:43 | 研究
世界では約3分に1人の割合で、15~19歳の少女たちがHIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染している途の報告書を国連(UN)が発表したそうです(AFPBB NEWS)。オランダ・アムステルダムで開催の第22回国際エイズ会議(International AIDS Conference)で公表されたデータによると、2017年にHIVに感染した15~19歳の3分の2は少女だったそうです。HIVは、エイズ(AIDS、後天性免疫不全症候群)を引き起こすことはよく知られています。ユニセフによると昨年、エイズによって死亡した19歳以下の若者は13万人で、新規感染者は43万人に。これは、毎時約50人が新たに感染した計算になるそうです。エイズに関連する死者数は、他の年齢層では2010年以降減少し続けているが、15~19歳では一定の水準を保ち続けているそうです。2017年、15~19歳のHIV陽性患者は約120万人で、5人中3人が少女だったそうです。ユニセフは、10代少女たちの間で見られる感染拡大は、年上男性とのものを含む早い時期での性行為や強要された性行為、また性的関係を断る際の無力さ、貧困、さらには信頼できる相談窓口や検査機関へのアクセスのしにくさによって助長されていると指摘しているそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3183910?cx_part=search
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