健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

燃え尽き症候群の判定

2018-07-06 08:30:49 | 研究
ある人が仕事で過剰なストレスを抱えていたり、燃え尽き症候群になったりする恐れがあるかどうか、簡単な唾液テストですぐに判明するという論文がScientific Reportsに掲載されたそうです(AFPBB NEWS)。論文によると、ストレスホルモンのコルチゾールの分泌量を一日に何度か測定すれば、血液検査などの複雑な方法よりも正確にストレスレベルを判定することができるそうです。研究では、健康な労働者のグループと臨床心理学者から燃え尽き症候群と診断された患者のグループを比較。その結果仕事に関するストレスのレベルが高いとされた人は、日中も夜もコルチゾールの値が著しく高かったそうです。また、これらの数値を使って燃え尽き症候群になるリスクが高い人をあらかじめ特定することが可能とのことで、実験の結果はほぼ100%正確だったそうです。日本の2015年の調査では労働者の32%が強い不安や悩み、ストレスを訴えた経験があると答えているそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3178931
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