地球の平均気温は2050年までに「産業革命前より2度」とされている上昇抑制目標の上限値を上回る可能性があり、地球温暖化の危険領域に向かっているとする報告書が「気候変動についての真実」として発表されたそうです(AFPBB NEWS)。英国Oxfordで先日行われた会議では、地球の平均気温は産業革命前と比べて1度上昇しており、今後10年以内に1.5度の上昇となる可能性もあることが専門家から報告されているそうです。昨年12月に195か国が合意・採択した「パリ協定(Paris Agreement)」では、温暖化を2度未満、可能であれば1.5度未満に抑えるとするより大きな目標を定めたそうで、同協定は年内に発効する見込みで国際協定としては記録的なペースとなっているそうです。締約国は、温室効果ガス排出削減に向けた独自の目標を設定しているが、提示された内容では「不十分」と報告書は指摘しているそうです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3102704
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