細胞内のエネルギー物質 “GTP(グアノシン三リン酸)”の濃度を検知し、細胞の働きを制御する “GTPセンサー”を発見されたそうです(財経新聞)。全ての生き物は、生きるためにエネルギーを必要とする。そのため生物の体を構成する一つ一つの細胞には、エネルギー変化に応じて、適切な応答を起こす仕組みが備わっています。例えば、“生体のエネルギー通貨”として広く知られる ATPの細胞内の濃度変化は、複数の“ATPセンサー”タンパク質により感知されて、細胞の代謝や遺伝子発現を変化させることはよく知られています。一方、細胞で主にタンパク質の合成やシグナル伝達の原動力となるエネルギー物質として働くのが“GTP”であち、GTPの細胞内濃度はATPとは独立に制御されており、細胞内のGTP濃度を検知し、細胞機能を制御する“GTPセンサー”は未だ発見されていなかったそうです。また、そのため細胞がどのようにしてGTP濃度を検知し、その濃度変化に応じて適切な細胞応答を引き起こすのかは、意外にもこれまで不明だったそうです。脂質キナーゼの一種PI5P4Kβが細胞内のGTPセンサーであることを発見し、PI5P4KβとGTPとの複合体の立体構造解析などによってそれを証明したというもの。さらに、PI5P4KβのGTPセンサー機能が、がんの増殖にも関与することを明らかに。
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