肺で活発に働いている二つのタンパク質が老化を抑制し長生きにつながる長寿遺伝子の作用を保っているという研究成果が報告されたそうです(MSN産経ニュース)。このタンパク質とは、テトラスパニンCD9とCD81だそうです。テトラスパニンは細胞膜上にあり、細胞間の情報のやりとりや細胞増殖などを制御しているものだそうです。チームは喫煙や有害物質の吸入が原因とされる慢性閉塞性肺疾患(COPD)の研究で、CD9とCD81を作れないようにしたマウスを作製したところ、普通のマウスをCOPDにするにはたばこの煙に半年間さらさなければならないが、このマウスは何もしなくても生後2カ月半でCOPDになったと同時に、これらのタンパク質がないと脂肪や筋肉が早く萎縮し寿命が短くなったというものです。でも、論文そのものをよく読んでみないとよくわかりませんね。ひょっとしたら、COPD由来の筋萎縮かも??