健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

運動で医療費153万円も削減

2014-05-01 08:30:51 | 研究
運動習慣のある人は、40~85歳にかかる医療費が1人当たり平均153万円少なくなるという試算が発表されたそうです(YOMIURI ONLINE)。この試算は、スポーツジムに平均週3回以上通う20~82歳の79人について〈1〉肥満度や血圧、糖尿病の有病率などの健康データを収集し、〈2〉過去の研究をもとに脳卒中や心筋梗塞などのリスクを計算、〈3〉40~85歳にかかる医療費を推計、というの3ステップで、国民の平均と比較したものだそうです。例えば、肥満の割合は国民の平均は約20%ですが、運動習慣のある人では14%。運動習慣のある人は、40歳以上の糖尿病の有病率は7%で、国民平均の14%より少なかったそうです。40歳以降の医療費は1人当たり平均約2000万円かかるそうです(こんなに多いとはびっくりです)が、運動をする人は生活習慣病などが減るため、153万円程度少なくなると試算されたそうです。このデータは、運動習慣のある人の保険料を割り引く生命保険のモデルを作成に用いられるそうです。ですが、運動習慣のあるなしをどのように証明するのでしょうか。また、一言に運動といってもいろいろあるので・・・・。きっと、詳細なデータがあるのだと思います。
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