健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

世界の喫煙率は低下、喫煙人口は増加

2014-01-22 08:30:53 | 研究
世界的な人口増加と中国やインド、ロシアでの喫煙の人気の高まりに伴い、喫煙人口は1980年から2012年の間に大幅に増加していたことが分かったそうです(AFPBB NEWS)。187か国の喫煙人口と喫煙率に関するデータによると、例えば中国では2012年、喫煙率が30年前の30%から24%に低下したものの、喫煙者数は同期間中に1億人近く増えたそうです。たばこの健康リスクに関する認識の高まりから、喫煙率はここ数十年間、全体的に低下しているそうで、米ワシントン大学(University of Washington)保健指標評価研究所(Institute for Health Metrics and Evaluation、IHME)が主導したこの調査によれば、世界全体の喫煙率は1980年から2012年にかけて男性で41.2%から31.1%に、女性で10.6%から6.2%に低下したそうです。喫煙者のおよそ半数が、たばこが原因で死亡しているそうで、喫煙人口の増加は、向こう数十年間で早死にする人が大幅に増えることを意味すると考えられるそうです。
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