健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

子どもの体格の二極化

2011-07-25 08:19:04 | 研究
一昔前に比べて、子供たちの体格は平均的によくなっていますね。年々良くなっていると考えてもよいともいます。その一方で、肥満とやせが増えているという特徴が見えるそうです。こうした傾向は20年程前も認められていましたが、こうした体格の二極化傾向が強くなっているということのようです。文部科学省の学校保健統計調査(2010年度)によると、11歳男子の肥満の割合は約11・1%、14歳男子では約9・4%と約1割。1970年代後半から肥満の割合は増加傾向にあるそうです。11歳と14歳の女子でも約8~9%が肥満ということです。いつでも好きな物を食べられますからね。昔はコンビニエンスストアなんてありませんでしたし。また、偏食などの食生活の乱れ、さらに睡眠時間や就寝時間、運動不足等もその原因として指摘されています。その一方、やせ形の男子も増えているそうです。11歳のやせ形の割合は約2・6%、14歳では約1・5%。全体に占める比率は少ないものの、増加傾向が強まっているそうです。11歳と14歳女子のやせ形はいずれも約3・1%で、男子と同様に増加しているそうです(毎日jp)。でも、やせの原因は何でしょうね。栄養の偏りなど食生活の乱れが大きな原因なのでしょうか。
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