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健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

130億光年離れた星の赤外線観測

2018-02-01 08:30:24 | 宇宙
世界で最も高い場所の天文台として知られる南米チリのアタカマ天文台に、東京大が開発した新しい赤外線望遠鏡(口径6・5メートル)が設置されるそうです(YOMIURI ONLINE)。宇宙からの赤外線を観察する地上の望遠鏡としては世界最高レベルの性能で、高さ15メートルの望遠鏡の本体が先日(1月28日)組み立てを行った兵庫県播磨町の工場で報道陣に公開されたそうです。アタカマ天文台は、チリ北部のチャナントール山頂(標高5640メートル)にあり、赤外線を吸収する水蒸気が少ないため、平地では観測できない波長の赤外線が観測できるそうです。80億~130億光年離れた星から来る赤外線が観測でき、銀河の成り立ちを解明することが期待されるそうです。また、赤外線望遠鏡は宇宙を漂うちりを観測できるため、ちり同士が集まって惑星に成長していく過程も調べるそうです。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20180129-OYT1T50031.html?from=ycont_top_txt

有人月面探査

2017-12-22 08:30:13 | 宇宙
ドナルド・トランプ米大統領は先日、航空宇宙局(NASA)に対し、将来の火星探査に向けた準備の一環として、有人月面探査計画を約40年ぶりに再開するよう指示したそうです(AFPBB NEWS)。トランプ大統領はホワイトハウスで、有人月面探査の再開を命じる指示書に署名。そして、今回は米国旗を立てて足跡を残すだけにとどまらない。将来的に火星、またいつの日かさらに遠くの多くの世界を目指すミッションのための基盤を設立すると述べたそうです。米国人宇宙飛行士らが最後に月面に着陸したのは、1960~70年代のアポロ計画。1969年7月20日、ニール・アームストロング宇宙飛行士が人類史上初めて月面を歩行しました。新たに復活した国家宇宙会議(NSpC)の議長を務めるペンス副大統領とトランプ氏はかねて、月面探査を再開させる方針を示していたものの、詳細については明らかにしていなかったそうです。ペンス氏と女性宇宙飛行士2人に囲まれたトランプ大統領は、今回の指示書で、宇宙計画の焦点を、人類の探検と発見に再び据えるとともに、1972年以来初めて米国人宇宙飛行士を月に再び派遣するための重要な一歩になると述べたそうです。新たな月探査計画の目標には、月面の長期的な探査と利用も含まれるということです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3155027?cx_position=5

金井宇宙飛行士、ISSへ

2017-12-19 18:42:24 | 宇宙
宇宙飛行士の金井宣茂さんら日米露の飛行士を乗せたロシアのソユーズ宇宙船が19日午前11時39分(日本時間同日午後5時39分)、国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングしたそうです(YOMIURI ONLINE)。搭乗しているのは金井さんとロシアのアントン・シュカプレロフ飛行士、米国のスコット・ティングル飛行士の3人。金井さんらは数時間ほどで宇宙船からISSに移り、モスクワ郊外にある地上の管制センターと初交信を行うそうです。金井さんらを乗せた宇宙船は17日、中央アジア・カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられました。金井さんはISSで医学実験などを行い、来年6月まで滞在する予定だそうです。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20171219-OYT1T50054.html?from=ytop_main1

巨大惑星

2017-11-20 08:30:52 | 宇宙
地球のはるか遠方にある小型の暗い恒星を公転している「怪物級」の巨大惑星を発見したとの研究結果が発表されたそうです(AFPBB NEWS)。理論上存在するはずのない惑星の発見は、天文学者らに大きな驚きを与えたそうです。見つかった惑星は、半径と質量が太陽の半分ほどの恒星の周りを公転しているそうです。これほど小型の恒星の周囲では、木星のような巨大惑星が形成されることはないというのが長年の定説だったそうですが、今回のガス状巨大惑星の存在はこの説を揺るがすものということです。惑星の形成をめぐっては、銀河で発生する大規模な爆発の名残のガスと塵が集まって新しい星ができ、その星の周りを残りの物質が円盤状に回転・凝集して塊となると考えられているそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3148869?cx_position=6

太陽系に最も近い恒星のちりの帯

2017-11-18 08:30:09 | 宇宙
欧州南天天文台(ESO)は、太陽系に最も近い恒星プロキシマ・ケンタウリ(Proxima Centauri)の周囲で新たに発見されたちりの帯の想像図を公開したそうです(AFPBB NEWS)。南米チリ北部の砂漠にあるALMA電波望遠鏡を使った観測により、光を放っている冷たいちりの帯は、プロキシマ・ケンタウリから地球と太陽の距離の1~4倍の距離に分布していることが判明したそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3149288?cx_position=9

8か月の火星模擬生活

2017-09-29 08:30:51 | 宇宙
米国ハワイ州で、有人火星探査を想定した8か月の隔絶実験が終了し、6人の「クルー」が人里離れたドームの中から姿を現したそうです(AFPBB NEWS)。6人は狭い空間を共有し、ドライフードを食べつつ、互いの衝突を回避するよう努めて過ごしたそうです。米国航空宇宙局(NASA)が支援し、ハワイ大学が実施した模擬実験「HI-SEAS(Hawaii Space Exploration Analog and Simulation)」は今回で5回目だそうです。宇宙の果てに長期間の探査に出る宇宙飛行士の間で確実に起きるいさかいや衝突の解決を助ける試み。ドームから現れた男性4人と女性2人の参加者らは、新鮮な果物や手料理、また顔に受ける新鮮な空気の感覚を満喫したそうです。模擬実験のリーダーによると、対立は避けられないものだそうですが、今回の参加者は全体として主要課題では上出来だったそうです。次回の8か月間の模擬実験は2018年1月に開始される予定とのこと。

http://www.afpbb.com/articles/-/3143594?cx_position=14

月面

2017-09-23 08:30:02 | 宇宙
来月4日の「中秋の名月」を前に、日本科学未来館は、有機ELパネルを使用した直径約6メートルの大型球体ディスプレー「ジオ・コスモス」に月面の映像を映し出すイベントを始めたそうです(YOMIURI ONLINE)。月周回衛星「かぐや」が撮影した鮮明な画像データを使い、地球からは見られない月の裏側まで、ぐるっと月見を楽しめるそうです。映像は、午前10時50分から1時間おきに約5分間、1日6回映される。来月6日まで見られるそうです(火曜休館)。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20170913-OYT1T50084.html?from=ytop_main4

楕円型の銀河

2017-09-21 08:30:13 | 宇宙
平らな円盤の形をした銀河が、中心部が厚い楕円形に変わっていく様子の観測に成功したと、国立天文台などの研究チームが発表したそうです(YOMIURI ONLINE)。地球から約110億光年離れた、成長中の銀河の活動に着目。銀河の形の変化や、星ができる様子を、ハッブル宇宙望遠鏡と南米チリのアルマ望遠鏡を使って詳細に観測。その結果、銀河の中心で多数の新たな星が急激に誕生し、厚みのある楕円に形を変えつつあることがわかったというもの。1年間に誕生する星の質量は太陽の約126個分に相当し、地球がある天の川銀河の約40倍のペースで増えているそうです。楕円形の銀河は、複数の円盤形の銀河が衝突・合体してできることが知られていたそうです。ひとつの銀河が成長して楕円形の銀河になるケースが観測されたのは初めてとのこと。衝突説以外の楕円形銀河の形成過程の解明に向け、大きな一歩となる成果だそうです。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20170912-OYT1T50075.html?from=ycont_top_txt

新型宇宙服

2017-09-06 08:30:39 | 宇宙
米国宇宙開発企業スペースX(SpaceX)のElon Musk最高経営責任者(CEO)が、同社が開発した未来的な新型宇宙服の写真を、インスタグラム(Instagram)上で公開したそうです(AFPBB NEWS)。お披露目された宇宙服は、白い素材を使ったすっきりしたデザインで、米航空宇宙局(NASA)で使われている着膨れする宇宙服より軽そうに見えるもの。グレーの縫い目がアクセントになっており、肩には米国旗のワッペンが。写真では、この新型宇宙服を着た男性モデルがシートベルトをして宇宙船の座席に着き、遮光フェースシールド付きの白いヘルメットを着用。胸より下の様子は写っていません。Musk氏は、スペースX宇宙服の最初の写真。詳細は近日中に公開と書き込み、これは実際に使えるものだ(模型ではない)とアピールと。新型宇宙服は、来年にも飛行を始める予定のスペースXの有人宇宙船に乗り込む最初の飛行士たちが着用する可能性があるとも。

http://www.afpbb.com/articles/-/3140215

11光年離れた恒星から「独特な信号」

2017-07-26 08:30:41 | 宇宙
米国自治領プエルトリコの研究者らが、地球から11光年離れた赤色矮星「ロス128(Ross 128)」から発信された「独特な信号」の存在に気付いたと明らかにしたそうです(AFPBB NEWS)。この信号をめぐってはインターネット上でさまざまな憶測を呼んでおり、ロス128に地球外生命が存在する可能性などを指摘する声もあるが、天文学者らは宇宙人説の火消しに躍起になっているそうです。奇妙な信号が初めて明るみに出たのは、研究チームが表面温度が比較的低い小型の赤色矮星を研究していた今年4月と5月。ロス128を追跡した10分間のダイナミックスペクトル上で非常に独特な信号が存在しているのを認識したというもの。また、信号が観測されたのはグリニッジ標準時)5月13日午前0時53分(日本時間同日午前9時53分)で、この信号は周辺エリアでの局地的な無線周波数干渉(RFI)ではないと考えているもよう。これらの信号はロス128特有のもので、この前後に行った他の恒星の観測ではこれに似たものはなかったかそうです。これについて考えられる主な可能性は3つあるそうで、太陽フレアに似た放出現象の可能性、ロス128の観測視野内にある別の天体の放出現象である可能性、そして高軌道衛星による影響だそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3136059