世界で最も高い場所の天文台として知られる南米チリのアタカマ天文台に、東京大が開発した新しい赤外線望遠鏡(口径6・5メートル)が設置されるそうです(YOMIURI ONLINE)。宇宙からの赤外線を観察する地上の望遠鏡としては世界最高レベルの性能で、高さ15メートルの望遠鏡の本体が先日(1月28日)組み立てを行った兵庫県播磨町の工場で報道陣に公開されたそうです。アタカマ天文台は、チリ北部のチャナントール山頂(標高5640メートル)にあり、赤外線を吸収する水蒸気が少ないため、平地では観測できない波長の赤外線が観測できるそうです。80億~130億光年離れた星から来る赤外線が観測でき、銀河の成り立ちを解明することが期待されるそうです。また、赤外線望遠鏡は宇宙を漂うちりを観測できるため、ちり同士が集まって惑星に成長していく過程も調べるそうです。
http://www.yomiuri.co.jp/science/20180129-OYT1T50031.html?from=ycont_top_txt
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