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健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

土星の輪

2019-01-31 08:30:29 | 宇宙
土星の輪はこれまで考えられていたよりも新しく、1000万から1億年前の間に形成されたとする研究論文が発表されたそうです(AFPBB NEWS)。米国航空宇宙局(NASA)の無人探査機カッシーニ(Cassini)の観測結果に基づく研究だそうです。太陽から6番目に遠い惑星の土星は、系内の他の惑星と共におよそ45億年前に誕生したそうですが、土星の特徴でもある輪を伴う現在の姿になるまでには、長い時間がかかったことを示唆する結果だそうです。天文学者たちはこれまで、土星の輪は星本体よりも新しく、おそらく土星の衛星間で起きた衝突、もしくは近傍で粉々になった彗星によってできたと考えられていた。それらの説のいくつかは、米国と欧州が共同で開発した無人探査機カッシーニによってより鮮明になったということです。カッシーニは1997年に打ち上げられ、2017年に計画通り土星の大気圏に突入し、20年にわたる運用が終了した。運用終了を前に、カッシーニは土星にこれまでになく最接近し、土星と輪の間を22回周回することに成功。今回、カッシーニの飛行経路が土星の輪の重力によってどのように変化したかを調べることで、輪の質量とその形成時期を推測。惑星の輪は時間とともに多くのちりや天体の破片などを集積するため、小さな質量は輪の若さを示唆するそうです。また、輪の大半は氷で形成されているそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3206960

スーパー・ブラッド・ウルフムーン

2019-01-30 08:30:50 | 宇宙
1月20日に米大陸および欧州の一部で、「スーパー・ブラッド・ウルフムーン(Super Blood Wolf Moon)」と呼ばれる皆既月食が観測されたそうです(AFPBB NEWS)。この日の満月は地球に接近して大きく見える「スーパームーン」で、さらに皆既月食の時に太陽の光を地球が遮って月がさびたように赤く見える「ブラッドムーン」、1月の最初の満月を表す「ウルフムーン」が加わったことで「スーパー・ブラッド・ウルフムーン」と呼ばれているそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3207464?cx_part=top_category&cx_position=4

木星の「嵐」

2019-01-28 08:30:26 | 宇宙
米国航空宇宙局(NASA)は、木星探査機「ジュノー」が撮影した木星の画像を公開したそうです(YOMIURI ONLINE)。木星の南半球で、二つの巨大な渦が接近する様子が確認されたそうです。赤い渦は「大赤斑」と呼ばれる嵐で、直径は地球より大きく、300年以上前から存在するとみられるもの。その右下に見える白っぽいまだら模様の渦は2000年に発生した嵐で、数か月前まで赤みがかっていたということです。ジュノーが昨年12月、上空約3万8000~5万5000キロ・メートルに接近した際に撮影したそうです。ジュノーは11年に打ち上げられ、16年に木星の軌道投入に成功。21年まで探査を続け、木星の成り立ちの解明を目指すそうです。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20190119-OYT1T50065.html?from=ycont_top_txt

水存在の可能性

2019-01-25 08:30:33 | 宇宙
米国航空宇宙局(NASA)は、昨年4月に打ち上げた人工衛星「TESS(テス)」による観測で、太陽系の外にある恒星を回る「系外惑星」を新たに三つ見つけたと発表したそうです(YOMIURI ONLINE)。NASAは今後、地上の観測装置も使い、惑星をさらに詳しく調べる方針とのこと。テスの高性能カメラなどで昨年7月から約3か月間に測定したデータを分析した結果、太陽系から49光年~60光年離れた場所で三つの惑星を発見。それぞれ地球の1・3~3倍の大きさで、水が存在したり、表面の一部が溶岩になっていたりする可能性があるということです。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20190109-OYT1T50058.html

火星への移住を想定した実習

2019-01-23 08:30:13 | 宇宙
京都大は、火星への移住を想定した実習を実施すると発表したそうです(YOMIURI ONLINE)。米国アリゾナ大学の研究施設で8月に予定しており、両大学の学生5人ずつが火星上で建設が計画される宇宙基地での活動を模擬体験するそうです。アリゾナ大学には、甲子園球場のグラウンドとほぼ同じ1万3000平方メートルの面積を持つ閉鎖型の研究施設があるそうです。内部には、熱帯雨林や海、砂漠などが人工的に再現され、人間の生活を想定した農場もあるということです。実習は、両大学が昨年2月に協定を結んだことで実現。この研究施設を火星上に建設する宇宙基地に見立て、8月5~10日の日程で、施設内の海や森林などの生態系や、砂漠の砂の飛散状況などを調査するそうです。実習中は携帯電話の使用を禁止し、外部と隔離された環境で過ごすそうです。京大から参加する学生5人は、学部や学年、性別を問わず4月に学内公募し、書類審査や面接で選ぶそうです。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20190110-OYT1T50061.html

深宇宙から飛来する反復する電波

2019-01-19 08:30:00 | 宇宙
カナダの天文学者チームが、太陽系がある天の川銀河(銀河系、Milky Way)外部のはるか遠方から複数回にわたり連続的に放射された謎の電波を検出したとする論文をNatureに発表したそうです(AFPBB NEWS)。これらの強力な電波が宇宙のどのような領域に由来し、どのようにして生成されたかは、依然として不明だそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3205794

史上最も遠い天体

2019-01-09 08:30:39 | 宇宙
米国航空宇宙局(NASA)の無人探査機「ニュー・ホライズンズ(New Horizons)」が到達した、人類の宇宙探査史上で最も遠い天体「ウルティマトゥーレ(Ultima Thule)」は、巨大な雪だるまのような形をしていたそうです(AFPBB NEWS)。NASAは先日、ニュー・ホライズンズから届いた初の鮮明な画像とともに発表。ウルティマトゥーレは地球から約64億キロ先の宇宙空間に浮かぶ氷に覆われた天体。ニュー・ホライズンズは1日、フライバイ(接近通過)に成功していたそうです。今回の詳細な画像を基に、ウルティマトゥーレは2つの球体が重力によって互いに少しずつ引き寄せられ、衝突して形成されたと確信しているそうです。ウルティマトゥーレは2014年に発見された天体で、宇宙探査機によって発見されたものとしては最も遠くにあるほか、最も古い可能性もあるそうです。1日のフライバイ以前には、ウルティマトゥーレの画像は不鮮明なものが1枚あるだけで、ボウリングのピンや落花生のような細長い形に見えていたそうです。最新の画像はウルティマトゥーレまで約2万7000キロの位置から撮影されたもので、1画素当たり140メートルの精度だそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3204886

NASA火星探査機

2019-01-03 08:30:15 | 宇宙
米国航空宇宙局(NASA)は昨年12月20日、同年11月に火星に着陸した無人探査機「インサイト(InSight)」が、同機に搭載された主要な観測機器である地震計を地表面に設置することに成功したと発表したそうです(AFPBB NEWS)。「SEIS(Seismic Experiment for Interior Structure)」として知られるこの地震計は、フランス国立宇宙センター(CNES)が開発。NASAによると、インサイトはロボットアームを使用して、機体の前方1.64メートルの地面に地震計を設置。この地震計は「火震(Marsquake)」として知られる地盤の動きを調べることで、地球の隣の惑星である火星の内部を詳細に理解する助けとなることを目的としているそうです。2年間の探査ミッションの目標は、火星や地球などの岩石惑星が数十億年前にどのようにして形成されたかをより詳細に理解するために、観測史上初となる火星内部の立体地図を作成することだそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3203541

アポロ8号の打ち上げから50年

2018-12-30 08:30:01 | 宇宙
12月21日は、米国航空宇宙局(NASA)が人類初の有人月周回飛行を行ったアポロ8号(Apollo 8)が打ち上げられてから、50年周年だそうです(AFPBB NEWS)。アポロ8号は1968年12月21日、フランク・ボーマン(Frank Borman)、ジェームス・ラベル(James Lovell)、ウィリアム・アンダース(William Anders)の3宇宙飛行士を乗せて、米フロリダ州ケープカナベラル(Cape Canaveral)から打ち上げられ、3日後に月をまわる軌道に。1968年の米国は、マーティン・ルーサー・キング(Martin Luther King Jr.)牧師やジョン・F・ケネディ(John F. Kennedy)大統領の暗殺、ベトナム戦争、全米各地で頻発した暴動などで混乱していたが、アポロ8号の成功はそうした状況の中にあった米国を一つにまとめる力に。アポロ8号の乗組員たちは月の軌道上から、日の出ならぬ「地球の出」を見ることに。アンダース飛行士によって撮影された「地球の出」の写真は、20世紀で最も有名な写真の一つに。

http://www.afpbb.com/articles/-/3201211?cx_part=top_category&cx_position=3

ヴァージン・ギャラクティックが初の有人宇宙飛行に成功

2018-12-25 08:30:56 | 宇宙
米国カリフォルニア州で12月13日、宇宙旅行会社ヴァージン・ギャラクティック(Virgin Galactic)の商用宇宙船「スペースシップ2(SpaceShipTwo)」の2号機「ユニティ(VSS Unity)」の試験飛行が行われ、同船は米空軍が宇宙空間と見なす高度に到達したそうです(AFPBB NEWS)。米国内から出発した有人宇宙飛行の成功は7年ぶりだそうです。ユニティは2人の操縦士を乗せ、周回軌道に乗らない短時間の飛行を実施。ヴァージン・ギャラクティックは1人当たり25万ドル(約2800万円)での宇宙旅行提供を目指しており、今回の試験飛行は一つの節目に。米国では、2011年にスペースシャトル計画が終了して以降、有人宇宙船の打ち上げは行われていませんでした。各国の宇宙機関は以後、国際宇宙ステーション(ISS)への飛行士輸送をロシアの宇宙船「ソユーズ(Soyuz)」に頼っているのが現状。一方、新興の民間宇宙企業各社はこの隙間を埋めるべく、飛行士や観光客を無重力空間に送る宇宙船の開発を競い合っている状況。ユニティはロケットによる打ち上げではなく、航空機に装着された状態でカリフォルニア州モハベ(Mojave)を離陸。高度13.1キロメートルに達した時点からロケットエンジンを60秒間噴射し、最高高度の82.7キロまで上昇。国際的に広く受け入れられている定義では、宇宙空間は高度100キロから始まるとされるが、米空軍はその境界を高度50マイル(約80キロ)と定めており、ヴァージン・ギャラクティックは米空軍の定義を採用すると説明。

http://www.afpbb.com/articles/-/3202005