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シンプル ライフ(健康で豊かな生活の実現を目指して)

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便秘の原因と解消のしかた

2006-05-20 13:09:21 | 健康と美容
 便秘は、食事、運動不足、ストレス、腸内細菌のインバランスから起きます。とりわけ、食事では、ファイバー不足によって、便の量が少なくなり、消化された栄養素を下に送るぜん動運動が起こりにくくなるためです。
 便秘を解消するには、たっぷりと睡眠をとって、疲れやストレスをためず、定期的な排便のリズムをつくることです。運動不足で便秘となっている女性は、腹部の筋肉が弱くなっているので、早足で歩くなどの定期的な全身運動をすることによって解消しましょう。
 まず、朝起きたらコップ一杯か二杯の水をのみ、カラダに水分を補給し、水分不足で硬くなった便をやわらかくすることです。一日に必要な栄養素を摂り、ファイバーの豊富な食べ物を多めにとることです。ファイバーを含んだ消化物は、水を吸収し、腸管いっぱいにふくれます。ふくれた消化物は、腸管をこすりながら、腸壁をおだやかに圧迫します。こうして腸管の周りに付着したカスや有害物質などの残り物を、ふくらんだ消化物によってけずりとります。また、ふくらんだ消化物が腸壁を圧迫することによって、便意をもよおすようになり、排便が促進されるようになります。

 ファイバーを多く含んだ食べ物は、煮豆、ゴボウ、サツマイモ、フキ、ぜんまい、寒天、かんぴょうなどの植物性ファイバー、かに、えび、オキアミなどの動物性ファイバーがあります。白米の代わりに玄米を食べると、便通が改善されます。りんごには、ペクチンが豊富なので、便秘の解消にとてもよいのです。


健康と美容



便秘は美容と健康の大敵

2006-05-20 13:05:09 | 健康と美容
 便とは消化されないカスや体にとって不要なものです。この便が結腸に長くとどまることを便秘といいます。便秘になると体内に残った有害物質が発酵して、老廃物をだします。これが血液を通して全身にまわると、お腹がふくれたり、腹痛の原因となります。便秘は腸内環境を悪くするので、悪玉細菌を増やし、毒素が自律神経系を悪くします。こうして、頭痛、肩こり、食欲不振をおこします。血行も悪くなるので、吹き出物や、肌荒れの原因となります。便秘は、便のつまっている腸管に悪さをするだけでなく、その影響は全身におよびます。便に含まれている有害物質が、血液に溶け込み、全身に運ばれるので、全身に悪さをします。

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和食はすぐれた習慣

2006-05-20 06:36:02 | 健康と美容

 和食には塩分が多く、高血圧、脳卒中の原因になることもあります。それなら和食をやめて洋食にするか、という人も出てきそうですが、それは早計です。塩分さえひかえめにすれば和食はむしろ、世界に誇れる、日本のすぐれた食習慣なのです。

 欧米人で心臓病にかかる人が日本人にくらべて二倍も多いのは、やはり食習慣の違いによるものです。動物性脂肪、バター、砂糖のとりすぎ、肥満などは動脈硬化を促進し、心筋梗塞や狭心症などの、いわゆる虚血性心臓病を引き起こしやすくさせます。そうした心臓病に悩まされる人が多いアメリカで注目されているのが、日本の和食です。

 大豆からつくった豆腐などの植物性タンパク質が中心で、繊維質の多い野菜をたくさんとり、油をあまり使わずに、あっさりした味にしあげる和食は、低カロリーで脂肪も少なく、心臓病にかかりにくい食事として、健康に気をつかうアメリカ人のあいだでは、たいへん人気があるそうです。

 日本人は、これまで心臓病や糖尿病、肥満などの病気が少なく、健康を保っていられたのは、何よりも和食という伝統文化のおかげだと思います。せっかく和食といういい食習慣を持っていながら、戦後、欧米を目標に経済成長を続けるなかで、食事のほうも洋食志向になり、食習慣もずいぶん変わってきています。子どもが好むハンバーグやスパゲティ、スナック食品に代表されるように、肉や動物性の脂肪を多くとるようになり、砂糖も多くとるようになっています。

 また食べ物が豊富になり、つい間食をしてしまう人も多いようです。戦争中、日本人にはなかった痛風という病気が、日本人、とくに中年の男性によく見られるようになりましたが、これも肉やもつ類のとりすぎのためです。