4月6日、7日に低気圧が来て「花散らしの雨」が降る前にと、5日に大阪・大川へ名残の桜を見に行ってきました。
正確には「毛馬桜ノ宮公園」。大川が淀川から分かれるあたりの毛馬から下流の天満橋まで、延長4.2kmの川沿いに、ソメイヨシノ、ヤマザクラ、サトザクラなど約4,800本が植えられています。また、天満橋からさらに下流の南天満公園も、大川沿いに桜並木が続いています。
大阪の花見といえば、大阪城西の丸庭園かこの辺りが代表でしょう。
大川沿いに続く南天満公園の桜並木。
天満橋から上流へ歩いてみました。
川崎橋あたり。いろいろなタイプのリバークルーズが行き交います。
川に沿ったプロムナードの左手には造幣局の南門があります。4月16日からは恒例の「
桜の通り抜け」(4月22日まで)。もう一度花見客でにぎわいますね。
造幣局の北門近く。
「落花さかん」という感じで、桜吹雪が舞っていました。
今年のソメイヨシノはこれで見納めかな…
これからは造幣局の八重桜や、京都・平安神宮の紅枝垂れ桜(小説「細雪」に出てくる桜)など遅咲きが見ごろに。
趣向を変えて、ソフトフィルターで撮ってみました(南天満公園)。
ソフトフィルターを使うと、夢のような、ほんわかとした世界に(毛馬桜ノ宮公園)。
写真を撮っていたら、帝国ホテル大阪の「桜写真コンテスト」の審査員をしている人に出会い、「応募されてはいかが」と、コンテストのパンフレットをもらいました。
【テーマ】 「春を彩るホテル界隈の桜」、「心に残る思い出の桜」
【応募期間】 2013年4月1日(月)~6月28日(金)
帝国ホテル大阪も大川の桜が美しい一角にあります。
同ホテル1階宴会ロビーで、入賞・入選作品・及び全応募作品(縮小サイズ)が来春、展示されるとのこと。
大川の桜を撮られた方は、応募してみてはいかがでしょうか。
私はといえば、応募したいのですが、この日は平凡な写真しか撮れませんでした…
造幣局の北門あたりで撮影を切り上げました。道路を隔てたところに「泉布観(せんぷかん)」がありました。
泉布観。奥に旧桜宮公会堂。
1871年(明治4年)に造幣寮(いまの造幣局)の応接所として建てられた、大阪府に現存する最古の洋風建築で、国の重要文化財になっています。
このたび大阪市民の寄付で外観が補修され、3月29日から31日まで、内部を含めて一般公開されたばかり。(3/1付け読売新聞参照)
4月12日からは外観と庭園のみ公開されます。また4月15日からは、隣接の旧桜宮公会堂が結婚式場やレストランとしてオープン、レトロを楽しむスポットのひとつになりそうです。
大阪は、神戸や横浜と違って、こうした古い洋風建築が少ないので大事にしてほしいと思います。
泉布観も、内部までは補修されていないようです。市民の寄付などと言わず、大阪市が公費で保存・修復して、いつでも内部が見られるようにしてほしいですね。
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撮影カメラ・レンズ
キヤノンEOS 6D
EF24–105mm F4L IS USM
ソフトフィルターは、Kenko ソフトンスペック(B)使用
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