つれづれ写真ノート

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キヤノン「G3 X」を触ってみた

2015年06月21日 | カメラ

キヤノンが6月18日に発表したプレミアムコンパクトカメラ「PowerShot G3 X」(6月25日発売)。

超望遠撮影ができ、画質も良さそうなので、気になる機種。先行展示されていた「キヤノン デジタルハウス梅田」で触ってきました。(キャノン ニュースリリース

 

キヤノン「PowerShot G3 X」。レザートーン塗装を施した高級感のある外観。

 

カメラのバックにあるのは、キヤノンのページのサンプル画像の一つ。このポートレートはとても精細。1型(1インチ)センサーの画質ってこんなに良かった? と思うほど。

 

 「G3 X 」のサンプル画像。クリックすると、オリジナルサイズ(5472×3648)に拡大します。

 

この画質で600mm (35mm判換算)の超望遠もカバーしているのは、すごいのでは! 

 

電源を入れたところ。鏡筒が少し繰り出されてスタンバイ。

シャッター周りのレバーを引くとズームします(パワーズーム)。

 

600mm (35mm判換算)にしたところ。ここまで鏡筒が伸びます。

 

手持ちで撮影。光学ズーム限界の600mmを超え、800mm近くまでズームしています(プログレッシブファインズーム)。何だかんだ言っても、現実的にこれぐらいの超望遠が撮れないとネ… という気持ち。さすがに画面は揺れますが、光学手ぶれ補正が効いているのか、十分撮れる状況。(プログレッシブファインズームは画質を維持したまま1200mm相当まで可能とのこと)

レンズ鏡筒内には、キヤノンのコンパクトカメラで初めて導入された2群防振機構が組み込まれているそうです。カタログによると、『高出力のアクチュエーターの新開発などにより、難易度の高い設計を実現しました。』と。手ぶれ補正効果は350mmで3.5段(静止画)。

UDレンズや非球面レンズなどを採用した13群18枚のレンズ構成。 「G3 X 」は、いわばこのレンズに賭けている感じ。

 

被写体にレンズを向けると、カメラが自動的にある程度ピントを合わせに行くのでAFも比較的スムーズ。すごく高速なAFというわけではありませんが、ストレスを感じない印象でした。

 

被写体の捕捉をサポートする「フレーミングアシスト(探索)」も試しました。望遠時に被写体を見失ったとき、レンズ横のボタンを押すと一時的に広角画面になり、被写体を補足してからボタンを離すと望遠に戻るしくみ。

他社の高倍率カメラにも同様のものが搭載されています。スポーツや野生動物撮影に便利な機能です。

ただ欲を言えば、望遠→広角→望遠の動きがもう少しスピーディーになれば… と思いました。まあ、ある程度は、操作の慣れの問題かもしれません。

 

横に展示されていた「G1 X Mark Ⅱ」と比べても一回り大きい162万ドットチルト液晶。タッチパネル式なので、AF位置の変更が簡単。2本の指で画像の拡大縮小もOK。

ところで、モードダイヤルが虹色に写っていますね。ダイヤル類の天面に施されているスピンカット処理のためかも。

 

左から「G1 X Mark Ⅱ」、「G3 X 」、「G7 X 」のGシリーズ3機種。

G3 X 」の大きさが目立ちます。「EOS  M3 」よりも大きいです。

 

購入するかどうかの分かれ目に、この大きさがあるでしょうね。一眼レフのサブ機に、と見に来たお客さんの一人は結局、「EOS  M3 」のコーナーに行ってしまいました。

ただ、大きいと言っても、一眼レフ+望遠レンズよりははるかに軽量。

サブ機というのではなく、これ1台だけですませるのがいいかもしれません。広角、マクロ、超望遠、星空(星空モードあり)と、撮れないものは何もなく、とても楽チンな撮影行になります。おまけに防塵防滴。

 

電子ビューファインダー「EVF-DC1 」を付けたところ。

 

望遠で撮る時は、電子ビューファインダーでのぞいた方が絶対撮りやすいです。

キヤノンは、電子ビューファインダーをセットにしたEVF KITを5,000台限定で発売。購入するならこのセットが狙い目。

 

あと、連写を試すのを忘れました。5.9コマ/秒。「何でも撮る」ためには、特にスポーツなど、7コマ/秒ぐらい欲しいところですね。

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撮影カメラ    ソニーRX100

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   ・『キヤノン、「PowerShot G3 X」をブロガーミーティングで解説 』(デジカメWatch)

   ・『キヤノンPowerShot G3 X正式発表。広角端24mmの25倍ズーム、1型20MPセンサ搭載』(engadget日本版)

  ・キヤノン「G3 X」スペシャルサイト

  ・『写真で見る「PowerShot G3 X」――「EOS M3」とどっちが大きい?』(ITmedia デジカメプラス )


さくらんぼ

2015年06月21日 | グルメ

妻が実家に帰って、山形県のさくらんぼをもらってきたので撮ってみました。

実家が山形というわけではなくて、実家の親戚のそのまた親戚からの、季節の贈り物。

 

山形のさくらんぼ。

梅雨の時期に、果物の鮮やかな色を見ると晴ればれとした気分に。

 

よく知られたブランド「佐藤錦」かどうか、表示がありませんでしたが、酸っぱくなくジューシーな甘味があって美味しかったです。

黒っぽいアメリカンチェリーより、やっぱりこちらの方が良いですね。

 

写真の撮り方は、我ながらもっと工夫があってよさそう…

「かわいい写真の撮り方」という女性向きの本をパラパラめくっていると、こういうシーンを撮る場合のアドバイスがあって、『クロスの色は、スイ―ツ(この場合はさくらんぼ)が持っている色から同系色を選ぶとクロスが主張しすぎず無難な配色に。』とありました。

フ~ン、そうなのか、赤系のクロスの方が落ち着いたんだ。と、あとから気がつくこと…

テーブルフォトも奥が深い。というか、女性の色のセンスにはかなわない。

撮影する時「男の目はまず形を見る。女の目は色を見る。」とも言われますから。

 

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撮影カメラ・レンズ

  キヤノンEOS 6D

   EF24–105mm F4L IS USM