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つれづれ写真ノート

   カメラと写真 そして世の中の色々なこと---

あべのハルカス(RX100試し撮りPartⅧ)

2012年08月31日 | 日記

近鉄が大阪市阿倍野区に建設中の超高層ビル「あべのハルカス」。30日、予定の高さ300メートルに達し、高さ日本一のビルになりました。

高さでいえば、東京スカイツリー(634メートル)がすごいですが、ビルとしてはこれまでの最高が「横浜ランドマークタワー」(296メートル)で、わずか4メートルながら上回り日本一に。

ハルカスは地下5階、地上60階建て。近鉄百貨店の新しい本店のほか、オフィス、美術館が入り、2014年春に全面開業の予定。

さっそくソニーRX100の試し撮りがてら、ぶらりと見てきました。

 

いや~高いですね。地上部分から入れようとすると、広角28mm(35mm換算)で入り切れません。

RX100  絞り優先AE(F11  1/80秒) 露出補正 +0.3  ISO125  画質RAW    ホワイトバランス:オート  クリエイティブスタイル:スタンダード

 

ビルの壁面に「高さ日本一」の表示が誇らしく…

 

近くにあるショッピングセンター「キューズモール」からの眺め。このアングルでRX100の解像感をチェックしてみました。

RX100  焦点距離28mm(35mm換算)   絞り優先AE(F11  1/80秒) 露出補正 +0.3  ISO125  画質:RAW+JPEG    ホワイトバランス:オート  クリエイティブスタイル:スタンダード

 

最初にJPEGで撮影した画像をピクセル等倍で切り出します(中央の20階部分)。

等倍でこの解像感、コンパクトカメラとしては素晴らしいと思います。

次にRAW画像を現像、そのまま手を加えずJPEGで書き出したのが下の画像です。

RAW現像のほうが色乗りがよく、ダイナミックレンジも広いようです。しかし一見、JPEGでの撮影の方がくっきりしていて、RAWの方はややネムいように見えます。おそらくJPEG撮影では、シャープネスとコントラストを強めにする設定になっているためではないかと思います(数字部分をよく見ると、JPEG撮影ではシャ―プネスの縁取りが見えます)。

そこで、RAW現像のさい、少しレベル補正をしてみたのが下の画像。

これでメリハリのある画像になりました。シャ―プネスはかけていません。かければ、さらにくっきりしますが、今度はノイズが出てきます。要はどういう仕上げにするかという問題で、くっきり感を強調したいならシャ―プネスをかければいいでしょう。

しかし、このままでも解像感は十分ですし、色収差もほとんどありません。

 

こんどは「キューズモール」で、今までさわっていなかったピクチャーエフェクトを試してみました。いずれもJPEG画像で「イラスト調・強」を適用しています。

こういうテラス風景は効果的。

これも良いのでは。

すごく色のメリハリが出ます。ただハイライトは完全に白飛び。

ゴッホの絵のよう。人物は全く顔が分からなくなります。

植物を被写体にすると案外いけます。

手書きの味わいですね。

イラスト素材として使えそうです。

ピクチャーエフェクトは通常の写真ではつまらない場合に使うとよさそうです。試していて、とても楽しいし、ピントや露出はアバウトでいいので気分的にも気楽でした。