ミル姐さんのカフェ



アニメ演出家を生業にしている兼業主婦のたわいない呟き

猫の食文化

2007-10-26 20:16:29 | 
先週、うちの猫が具合が悪い事を書いたと思うけど、先日3回目の注射をしました。
注射3回と抗生物質・・・でも相変わらずくしゃみ放題
抵抗力がおちているので、良性のタンパク質を与えるように獣医さんに言われて鶏肉を与えることに。
抗生物質を1日2回飲ませるために、いつもは朝ネコ缶夜ドライフードだったのを夜鶏肉におきかえる。
生えさじゃないとまぜられないからね。
でも薬がまぶしてあると警戒して食べないこともあるので、猫用の『ふりかけ』を買って上にまぶしてみた。
するとなんの抵抗もなくにゃぐにゃぐ食べてくれた。ラッキー!・・・と思っていたら、もう一匹のほうがそのえさを嫌がる。
多頭飼の場合、えさを差別するわけにはいかないのでもう一匹のほうにも薬は入ってないけど同じえさを与えたの。
でもその子はどうやらふりかけが嫌い。避けて食べる。しまいにはふりかけがのっかった部分を皿の外に出す
猫にはめずらしいと思うけど、うちの下のコはかつおぶしが嫌い。煮干しも嫌い。そのふりかけにはどっちも入ってるの。
猫にもちゃんと味の好みがあるのよね。
獣医さんに食べ物の相談をした時に、『犬より猫の方が実は肉食なんですよ』と教えてもらった。
イメージとしてはなんか犬の方が肉食っぽいけど、犬はわりと雑食なんですって。
いや、猫も完全肉食ってわけじゃないからちょっと語弊があるわよね。簡単に説明すると、猫より犬の方が必要タンパク質量が少ないということ。
猫は必要栄養価の中でタンパク質が占める割合が犬より多いので、『犬より肉食』というわけ。
昔の人は『猫まんま』って言って、ご飯にかつおぶしをかけたものを猫に与えたりしてたけど、それって実は猫にはあんまりよくないらしい。炭水化物のとりすぎが。だから昔の飼い猫は寿命が短かったんだって。
うちの上の猫はそんな感じだなぁ。自ら肉食を実践してるっぽい。『肉』というより『魚肉』だけど。
何より焼いたいわしが大好きで、焼いているとグリルの前から離れない。
でも下のコはものすごい雑食で、パンでもうどんでも、人間の食べているものをやたらと欲しがる
まるでジャンクフードが大好きな今時の子供のようだ。絶対あげないけど。
不思議だなぁ。同じように育てているのになんでこう違うんだろう?
先生は、『洋猫は魚より肉の方を好んで食べるコが多いです』って言ってたけど、それって人間の食文化に合わせた結果よね。
三つ子の魂100までっていうことかしら。うちに来る前の3ヶ月子猫の魂が残っているのかもね。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする