番号 | 河川名 | 全長(km) | スタート地 | ゴール地 | 難易度 | |
40 | 神通川 | 120(内約8.5) | 成子大橋上流800m | 有沢橋 | 中易 |
夕べは出発地の近くの「県立総合運動公園」を泊地にしていたので、出発場所へカヌーを置きに行く。降ろし終わった所へ、一人の真っ黒い顔をした男性、『鮎釣りかね?』 『イエ、カヌーで川下りなんです。』 『あぁ。これで?』 『そうです。』 『それなら、もっと上にここより楽に降ろせる所があるよ。第三ダムのすぐ下だよ。ここで言うのも難しいから、そこの人に聞いた方がその場所に、行きやすいな。』 『距離はどれくらいですか?』 『ここが丁度中間くらいだから、17km位かな?』 『お父さんも川漁師さんですか?』 『んん、わしは網も舟も何でも持っている。今年のメス鮎はもう下った!』 『オスは?』 『オスだけまだ残っている。ここは大体9月20日にメスが下り、あんたの行く有沢橋の辺りへ下るんだよ。オスはもう少し残っているけど、水温が下がると下って行くんだよ。』そこへ、鮎釣り師がやってきて、そちらとの話になったので、こちらは先を急ぐことにした。『これどうするんや?』 『ここへ置いておきます。後で来て、これにって川下りします。』
「有沢橋」へ戻り、車を置き、
1023:自転車で上流へ出発。『おっと、この数字、なじみの数字だ、実は、誕生日が10月23日なんだよね~。』
1125:スタート地へ到着。
成子大橋上流800m右岸より、自転車をカヌーに積み込みしっかりくくりつけ、
1132:スタート。早速、瀬の様な流れに乗る。今日はダム放流中なので、少し濁っているけど水量豊富、スピードもしっかり、小さいけど瀬は次々と現れ、忙しい忙しい、楽しい楽しい。鳥達の姿はほとんど見られない。鮎の釣り師はここも多く、でも、皆さん概ね紳士ばかりで安心した。こちらも前を通るときは竿の倍の距離を離して通るし、膝近くまで入っている人の時には、後ろを通るようにしている。それが無理なときには、竿の下を通ることもある。
ただ、気になることは、釣り師がタバコを吸ってること、彼らは絶対に吸殻を川へ捨てている。川は流れていくから、自分が川へごみを捨てたと言う意識が消えてしまう。だから、自分は平気だ、でも、川上の人が捨てた吸殻を下の人は見て、いやな思いをするだろうに…?
来年はカヌーに「吸殻ポイ捨て禁止」や「ごみ持ち帰り」のステッカーをカヌーに張ることにしよう。そうだ、「日本一周川下り」も書くことにしよう。
釣り師やタバコ喫煙者はとかくマナーが悪い人が多い。釣り糸を放置し、自己主張が強く、周りの人の迷惑も考えない。タバコの吸殻はどこでも平気で捨てる。川でも、川原でも、川原にはいつまでも、残っている、テント張るときに古いそれがやはり転がっている。困ったものです。
神通川では、カラス、チュウサギ、ダイサギなど多いが、カモは見えない。
沢山の大きくは無いけど瀬が次々と現れ、休む間もなく、スピードは抜群、どんどん流れている、気持ちよく、楽しい、実に良い川だ。「有沢橋」の川舟が並んでいる所へ、
1245:着岸。1時間13分。約8,5kmと短い距離だが非常に楽しい素敵な川だった。
ここで、川を見ながら昼食にする。
そこの川舟の一つに、投網を持った二人連れが乗り込み、網を打ち出した。どうも人相がよくない人だなとは思ったのだが、なんと、前から釣りをしていた人の周りでも平気で、網を打っている。この釣りをしていた人のびくには沢山の成果があり、びくから鮎が出ようと「ビチビチ」と跳ねている。その音を聞いて、近くに鮎が多いと判断したのだろう。川は広いし、場所は幾らでもあるのに、他人が釣りをしている近くで、投網を打つなんて、根性が相当に悪い。だから、人相も悪くなっている。男は、女でも同じだけど、顔は自分の責任だ、と言われている。自分の心や脳が顔にきちんと現れるもの。根性が悪いと人相も悪くなるもの。気をつけたいものだ。
楽しかった神通川、次の庄川を目指して、富山市を後にした。
番号 | 河川名 | 全長(km) | 備考 |
41 | 庄川 | 115 |
庄川を下見したはずだが、記録がない。記憶もない、上流の庄川峡には遊覧船も動いているのでカヌーも降ろせるはずだが、もう少し下の方を下見したのかな?兎に角、残念だが、記憶・記録に留めていなかった。何だか素通りしたのかな?と言うことで庄川のこと書くことができません。ごめんなさい。
小矢部(おやべ)川の下見にと目指したところへ行く途中、国交省小矢部川事務所の看板が見え、そこで小矢部川の地図を戴き、頭首工等の情報をお聞きした。おかげで楽な下見。どちらかと言えば、スタート地とゴール地を決めるだけでOKの感じ。
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