日本一周川下り

カヌーで全国一級河川を中心に川下りをした旅日記。
日本一周の楽しいやり方等、カヌーとは無関係に楽しめるでしょう。

 同 【2003年 9月25日】

2006-12-20 06:17:23 | Weblog
《春日温泉で整理》

 今朝は珍しい鳥の声、いつもは川筋で寝ているので、川関係の鳥の声で目覚めるのだが、今日は少し山に入っているので、鳥の種類が違うようで、「キュキュキュ キュウーイ、キュキュキュ キュウーイ」と何度も何度も鳴いていた、今まで聴いたことの無い鳴き声、あの鳥は何だろう?チョッピリ興味を持たせる鳴き声だ。
 早々とテントを片付け、早速、神通川の下見に出発、先ず、「有沢橋」を経由し、「吉乃友酒造」がナビに登録されていたので、今は直接関係は無いのだけれど、久しぶり顔を出してみようと、朝まだ早い時間だったが伺った。12年ぶり位だ。事務所はどなたもいらっしゃらない。蔵の方へ行くと事務員さんが居られ、『呼びます。』と、言うことで、事務所へ向うと、社長さん『ご無沙汰しています、福山から来ました。』 『あぁ、福山の…。』 『皆さん、お変わりありませんか?』専務さんも出てこられ『あぁ、お久しぶりです。』から、始まり、お酒の業界の難しくなったことや「称名の滝」にお連れ戴いた話、立山に登った話、カヌーで日本一周を試みている話等など、懐かしく沢山のお話が出来た。会長さんも96歳で元気に、ご活躍。奥様も90歳だとおっしゃられ、皆様、お元気でご活躍しておられ、専務さんのご子息さんも非常に優秀な大学へ通っておられるとのこと、誠に、うらやましく、うれしいお話。自分が知っている人たちがこうして、幸せなことは非常にうれしいものだ。話は幾らでもあるが、先方さんは仕事中、長居は出来ない。
 突然に伺い、手ぶらでお寄りしたにもかかわらず、帰りにはお土産まで持たせていただき、申し訳ない思いで、「吉乃友酒造」を後にし、本来の目的、神通川の下見に大沢野町へ、向う。

 途中、「おはら風の盆」で有名な八尾(やつお)町を通過し、TVで見たような古い町並みを見ながら、曲がり角の多い街をゆっくりと通り過ぎた。昔ながらの古い家並み、坂の町、木造家屋の並び、風情が非常によろしい。戦前をわずかだが知っている私には、昔懐かしい感じとゆったりした感じが漂い、中々うれしいムード。
 お聞きすると、「風の盆」は9月初めに開催され、各町内が自分の町内を練り歩くのだとのこと、他の町内へ行くことは無いのだそうだ。この盆踊り、ゆったりと、静かに朝まで踊り、ここ数年で急に全国的に名を馳せ、注目をあびる様になった。最近は、遠くからも見に来る人が増えているそうだ。福山の盆踊りも近隣だけでなく、遠来の見物客がもっと来られるようになれば、良いのになぁ。

 神通川のスタート地を「成子大橋」の上流800m右岸と決め、今日は雨もよく降っているし、打ち込みがまだ大分遅れているので、近くの春日温泉で、整理しようと、通り道のお家へ飛びこみ、春日温泉の場所などお聞きし、¥600があると言うことで行く。
 はじめに、行った所はやはり町民でないと入れない。
 次の所は『PCを使うこと駄目です。』とのこと。今までの入浴料は概ね500円までだった が、富山は600円。何だか、富山は冷たいような感じを実は前々から受けている。ここも、観光案内送って欲しいと富山県庁に頼んだ所、送ってくれなかった。富山だけではないが、先の三重県のように7,8道府県からは送ってくれなかった県だ。そんなこともあり、「吉乃友酒造」のような素敵な人たちがいらっしゃるので、個人的には富山には好感を抱いているのだが、何となく三重県と同じような何だか冷たい県民性があるのかな?お役所だけだろうけど…。
 3軒目でようやくPC使用OKを戴き、入浴。余り十分な時間が無かったので、一日分くらいは整理がついたが、まだまだ必要だ。
 帰り際に、近所の公園の場所とスーパーマーケットの場所をお聞きし、「県立運動公園」へ行き今夜も、駐車場のアスファルトの上と決め、スーパーへ走る。 今夜はどんな料理にしようかな?そうだ!富山は海の幸が豊富だから、刺身とポテトサラダにしよう。

《富山県立運動公園駐車場泊》

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