日本銀行は指定した利回り0.25%で国債を無制限に買い入れる措置を行い、
明日から31日にかけて連続指値オペを行うことを発表しました。
アメリカなどでは金利上昇に備えた動きが出ていますが、日本では金融緩和策
が続いています。日本銀行の措置もその一環でありますが、日本とアメリカと
の金利差が拡大することで資金が海外に流れることが懸念され、6年7カ月
ぶりに1ドルが125円まで下がりました。
日本銀行が打てる手が限られているのであれば、当分金利差が縮小することが
ないでしょうから円安は続きます。また財政上の理由で金利上昇が難しければ
円安による幅広い分野での値上げや財政再建のための増税などが待ち構えて
います。政府や与野党がこのことをどのようにとらえているのか、真剣な議論
や対応が待たれます。
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