４月３０日

今日で平成が幕を閉じます。バブル経済の絶頂から始まり、そこから崩壊し、多くの
企業が倒産しました。また、リーマン・ショックでは世界的な不況に陥りました。
イスラム国などテロとの戦いもありました。本格的な戦闘が発生しなくとも、状況が
好転しない事柄が多く残りました。日本だけでできるものも限られるだけに、少しでも
支援の輪を広げることも重要です。
今回は、退位の儀式を行っての年号の変更という、近代政治では初の流れになりました。
今回、滞りなく儀式が終了すれば今後も定着する可能性もあります。あとは女性天皇
など皇室問題をどのように解決するか、になります。推古天皇ら前例があるだけに無理
なことではありません。また、皇籍離脱などで公的行事出席などの負担が増えている
ことに対し、どのような対応を見せるかも気になります。皇室からの発言が限られる
のであれば政府が何らかの指針を示すことが求められますが、国民に不安を抱かせる
結論が出ないことを願うばかりです。