５月１０日

福島第一原発から２０ｋｍ以内の警戒区域への一時帰宅が始まりました。原則
１世帯１人ですが村長の判断で２人までの帰宅が許されています。防護服を
着用して家の片付けや貴重品などの持ち出しを行う姿というのも国内では
初めてで異様な光景に映ります。
菅直人首相も福島の二の舞にならないようにするため浜岡原発の停止要請を
行ったのでしょう。もし防潮堤が完成する前に津波が発生して建屋内に海水が
入り、放射性物質が拡散することがあれば避難を余儀なくされる人数は福島の
比ではありません。
今日一時帰宅をして次故郷に帰ることができる日がいつになるかは確定して
いません。本当に数ヶ月で放射線物質の拡散が収まるのか信じがたい部分も
ありますが、一日も早く故郷で安定した生活を送れるようにしてください。帰り
たくても帰れないというのは周りが思う以上にストレスがたまります。