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川柳・ボートっていいね!北海道散歩

川柳・政治・時事・エッセイ

東アジアで思考する時代だね

2008年05月11日 | 川柳

                
 胡錦濤国家主席も帰国なさって、日本をコントロール化しているユダヤ系の商人の皆様は影で、福ちゃんに圧力をかけていないでしょうか?

 純ちゃん元首相のように、日本の国をアメリカに売っちゃったなんていうのも・・そうだなーと思う今日この頃。
純ちゃん劇場は一体何だったのでしょうか?・・物事は時が過ぎなけれは真意はわからないものです。

 ところで、香港が中国に返還される2年前、東京に住む中学校からの友人とその娘さん(美大生)と香港へ旅行に行った時のお話しです。(中国は小平時代です)

 小旅行とはいえ、香港はその当時は良い意味でも、悪い意味でも「エキサイティング」な印象がとても強く脳裏に残っていました。

ひと言で言うと「お金に夢中」が嫌というほど私にはうんざりした記憶ばかりです。

具体的に書いても面白くは無いので割愛しますが、日本の昔の「エコノミックアニマル」のような皮膚感覚が「香港の旅」だったと感じています。

 そんな中でも、教えられたことのひとつに「自分の国を自分で選択しようとしている家族」とお知り合いになりました。
ツアーの方の中に、その家族とお知り合いで夕食や一日観光などでお世話になりました。

 兄弟2人は香港で商売をされて、お父さんはシンガポールで商売、お母さんもタイで商売をされているということでした。
彼らの説明によれば「中国に香港が返還されて、中国本土と同じ生活を強いられた時のことを思って、父母が自分たち兄弟と家族の拠点を3ヶ国に分散して置いている」ということでした。

 その時の香港の情勢に相応して、家族のリスクマネージメントに家族で取り組んでいるということです。

イギリスの植民地で、アヘン戦争などもあり香港人が一生懸命寝ないで働いて日曜日は「競馬」で札束を降らせながら・・人々が賑わっている良くわからない・・香港ではありました。

 日本も、戦時中に満蒙政策で満州の広い畑地を持つ夢を見せられ移民したり、ブラジルへ移民したり・・ハワイなんかにも行ってご苦労されましたね。

香港の彼らも寝ないで働きながら、2DKで家族でひしめき合って、二年後の家族移住のためお金を掴むのに必死であったようです。

タクシーに乗れば、「これは日本製だよ・・まだ40万キロしか走っていないんだ」と耳にする。公園へ行けば日本の20年前くらいに観た遊休設備が日本のお下がりのように
たたずんでいる。

ぺニンシェラホテルで、ゆっくりイギリスのティータイムと弦楽器三重奏で疲れを癒したのは幸いでした。

となりのお席に偶然、作家の「平岩弓枝」さんがいらして、アレレという間に香港の旅は幕を閉じました。

 帰国して、その足で渋谷のスクランブル交差点で歩きながら感じたことは「日本人の歩くスピードがまるで死んで見えました」、エキサティングが感じなかったです。まるで。

そして、会社に帰り朝の私の第一声は「日本はアジア経済に負ける日をすぐ迎えるよ!」でした。
     
    香港はアジアのるつぼ・・旅は自分の未来の方向を予測させてくれます。

当時は「貧乏人は外国旅行を」「お金持ちは日本旅行を」と言われていた時代です。

 日本の若い皆さんには、暇とお金が許せばどんどん異国を見て、離れた目で日本の良さ悪さを感じていただきたいものです。

   そして、世界観・歴史観をもって生きて行っていただきたいものです。
             東アジアの国の一員として。

               今日は母の日です。
                  


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