テニスプレイヤーの日記

日々の随想や所感を書きます。

7/26 JR西日本 瀬田駅での架線事故へのコメント

2017年07月29日 | Weblog
7/26の夜10時半頃にJR西日本の瀬田駅で発生した架線事故の投稿された「動画」を見ました。
上り新快速列車 12両編成 (播州赤穂駅(20時1分)発、野洲駅(22時45分)着)の電車が
瀬田駅手前で、架線が切れて、停車。架線から火花が出ていて、動画をみると、上り線の線路の地上付近
で火花、花火のような感じで、明るく光っていて、それから下り側のケーブルの支えている支柱のところで
火花が出ているものです。火花の時間は、動画の時間から30秒近く続いていていました。
この動画は、事故の状況解明には、非常に参考になるような気がします。

あくまでも想像ですが、
①なんらかの原因で、き電線(トローリー線)が切れて、線路に接触、地絡短絡事故になり、
②切れた架線が接触したことで、地上布設の電力ケーブルや通信ケーブルの被覆が損傷
③ケーブルが絶縁破壊、アース勘で、放電し火花、花火のようになった。
④下り側のケーブルにも異常電圧がかかり支柱との絶縁物間で、放電。

30秒間も火花が継続した理由については、地絡短絡で、動作する回路遮断器がなんらかの理由、経年劣化や
などの遮断器の不良で、動作しなかったのではと思います。

重要インフラ設備である鉄道の場合、架線などの「き電設備」は、詳しい経過年数やメンテナンスの
状況はわかりませんが、設備は劣化し必ず故障するので、収益優先で、設備更新を繰延していたとしたら
だめだと思います。設備は、必ず故障するので、かけるところにはお金をかけてと思います。

それにしても発生した時間が、夜10時半ですから、それから作業員を緊急に集めて、故障箇所、復旧方法
部材集めなど、徹夜で対応された現場の人の苦労はたいへんだったかと思います。もともと鉄道の作業は
電車の止まる夜しか出来ないのですが、緊急対応で、けがすることもなく復旧出来たのは良かったと
思います。現場はやはりたいへんです。
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