「巡らひの美し」展、終了しました

「巡らひの美し 祈りと光 アトリエひこの作品より」展は、昨日で終了いたしました。
お運びくださったみなさま、アトリエひこのみなさま、ブログをご覧下さったみなさま、ありがとうございました。

会期中、お客様といろいろなお話しをさせて頂き、
また茶話会でも、アトリエひこのことから、
福祉、農、古道具、世界の若者、消費活動、在宅介護と地域へと話題は広がり、
今後の展開の足掛かりを得たように感じています。
引き続き、少しづつ形にしてゆければ、と思います。


物見台より、朝の伊吹山。冠雪しております。


同じく、夕方の伊吹山。うーん、霊峰です。

立冬を過ぎ、小雪の頃となりました。厳しい冷え込みが続きます、みなさまお大切に・・・

今週は23日(木)・祝日より営業いたします。
ギャラリーは古道具の常設となります。
どうぞよろしくお願いいたします。

11月の展示「巡らひの美し」展よりご紹介 その11－松村さんの書

本日最終日となりました「巡らひの美し」展、実はアトリエひこではない方の作品も展示しております。
大阪の障がい者支援施設・つばさ工舎の松村英恵さんの書です。

古道具担当の友人である書家の森小路さんは、つばさ工舎で書の時間を持っておられます。
書家として、表現者であるという意識は、常に自分の中にある、
そんなところに、淡々と素直に書かれた松村さんの字を目の当たりにして、いろいろ考えさせられたそうです。

以前より、展示の機会を持ちたいと感じてはいたものの、なかなか出来ずにいるので、
賛同出品で、との依頼があり、「巡らひの美し」展の飛び入り展示となりました。

つばさ工舎では、季節感のあることばを書いておられるとのこと。
書を見て、ことばを頭の中で繰り返しつぶやいたり、そこから自分の思いを巡らせたりして、
この晩秋をしみじみ感じております。

「巡らひの美し 祈りと光 ― アトリエひこの作品より」
2017年11月3日(金・祝) －11月20日(月)
金、土、日、月曜日の11－18時（火、水、木曜日は休み）
よろず淡日のギャラリー

「巡らひの美し」展は、本日6時まで営業しております。
なお松村さんの書は、告知が遅れてしまいましたので「巡らひの美し」展終了後もしばらく展示いたします。

11月の展示 「巡らひの美し」よりご紹介 その10－せっちゃんの母性

茶谷節子さんの絵は、和紙に美しい色彩がふんわりと滲んで、しっとりとした独特の空気感をもっています。


「くま、はち、はちみつ」　2013　43×63cm　和紙に水彩

「あじさいにモビール」　2015　33×69cm　和紙に水彩

絵草子やおとぎ話にあるような、八百万的な日本の物語性、
あらゆるものが等価で、みんなで生きている、というような、俯瞰でものを見ているような視点を感じます。

誰しも生活環境が変わると心持ちが変化します。
家族の死を乗り越え、悲しい状況を自ら抜け出して、彼女の絵は以前より大きくなったように感じます。

「巡らひの美し 祈りと光 ― アトリエひこの作品より」
2017年11月3日(金・祝) －11月20日(月)
金、土、日、月曜日の11－18時（火、水、木曜日は休み）
よろず淡日のギャラリー

展示も終盤を迎え、20日(月)までとなりました。
今週末の土日は、彦根はえびす講です。
中央商店街のはじっこにある古本屋・半月舎さんと器と雑貨・Goodluck Storeさんの前では、Central FLEAという蚤の市も開催されます。
天気予報では冷え込むようですが、淡日の「巡らひの美し」展と併せて、
どうぞ彦根にお運びくださいますよう、お願い申し上げます。

「巡らひの美し」展、20日までです！

早いもので、「巡らひの美し」展も最終週、20日(月)までの展示となりました。
よろず淡日のギャラリーでは、アトリエひこの作品とともに、静かで密度ある時間が流れております。
京阪神からおいでいただくには遠いところで恐縮ですが、この機会にぜひご覧いただければと思います。
県内、近隣の方々も、彦根城・玄宮園の紅葉狩りと併せてお立ち寄りください、淡日の小さな紅葉も見頃となっております。
今週末の彦根は少し冷え込む予報です・・・どうぞ温かくしておいでください！お待ちしております。



「巡らひの美し 祈りと光 ― アトリエひこの作品より」
2017年11月3日(金・祝) －11月20日(月)
金、土、日、月曜日の11－18時（火、水、木曜日は休み）
よろず淡日のギャラリー

11月の展示「巡らひの美し」よりご紹介 その9－なっちゃんのつれづれ

「無題」　60×72cm　キャンバスにアクリル

「マイ・スケッチブック」26×36cm　スケッチブックにインク

久田奈津記さんの絵は、一見抽象画のようですが、
日々の出来事や思いを、日記のように画面に表しています。

渦を巻くように塗られた強い色彩。
「マイ・スケッチブック」も、スケッチブックが破れてしまうまで、色が塗り込められます。

ことばで表すとこぼれ落ちてしまうもの、大事な本質的なことを画面に留めることで、
ことばで整理する以上に深みや真実を見ようとする。
そんな方法を、久田さんはあえて選んでいるのではないかと思います。

「巡らひの美し 祈りと光 ― アトリエひこの作品より」
2017年11月3日(金・祝) －11月20日(月)
金、土、日、月曜日の11－18時（火、水、木曜日は休み）
よろず淡日のギャラリー

展示も中盤に入りました。
石崎さんを囲んでの茶話会では、アトリエひこのことをいろいろ伺うことが出来ました。
そんなことも、絵を見ながらお伝えできたらと思います。
彦根はちょっと遠くて恐縮ですが、来てよかった！と感じていただける絵がきっとあると思います。
どうぞお越しくださいますよう。