よろず淡日

淡海の日夏で 今どきよろずや
古道具と駄菓子、地域のものなど

4月の展示のお知らせ

2022-03-18 | ギャラリー
このところぽかぽか陽気でした彦根、本日は雨、気温も平年並みに戻り、静かな午後です。

ちょっと早いですが、来月の展示のお知らせを。
奈良・明日香の陶芸家、タナカシゲオさんの器の展示をいたします。

開店時の2015年に「お盆と器」の展示をしてから、7年経ちました。
タナカさんは当時と変わらない暮らしをされていますが、
螺旋状に仕事を深めているように感じられます。

以下、古道具担当からのご紹介です。

今この時、どう在るか。
タナカさんの器には、辿り着いた奥明日香の場と向き合う姿が
うつされている。風土から頂いたものを味わう暮らしぶり、
生きようが、正直に器として形成されてくる。
地球も人も、器というもの。太古から、そして今もある
生死(しょうじ)の往き交い。日々の過ごし方、物事の感じ方、
その在りようを見る、ということなどを、考えあえればと思う。




タナカシゲオの器展
会期:2022/4/22金-5/15日
営業日:金・土・日・月 の11時-17時
よろず 淡日のギャラリー


今回は、東近江市五箇荘のgenzaiさんと同時開催です(会期最終日や時間、定休日は少し異なります)。
それぞれの視点からの、タナカさんの仕事のご紹介を出来るかと。

今週も通常通りです、よろしくお願いします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山下克彦展、ついに最終週です

2021-07-16 | ギャラリー
京阪神に出ていた緊急事態宣言によって、延長、再延長と、
結局約2か月半の会期となりました山下克彦「景色を診る 存在と時間の素描 」展。

5月から6月中旬までは山下さんによる展示、
それ以降は、少しづつ古道具を展示に加えて、
6月下旬に山下さんが在廊されてからは、
当初の展示と異なる空間となっております。


モノや影を見ながら、白い紙を施す山下さん。

“荒神山”と白い紙

影と白い紙

「景色を診る 存在と時間の素描 」山下克彦展
2021/5/1(土)-7/19(月) よろず淡日のギャラリーにて
金・土・日・月の11時-17時(休:火、水、木)


19日まで、よろしくお願いいたします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

みたび展示替えしまして

2021-06-27 | ギャラリー
昨日、展示が始まってからようやく、山下さんがギャラリーにみえました。
第1回目のワクチン接種も終わったそうです。
「ちょっと道具をいらおうと思てんねん」とのこと。
それまでの状態も、わりと道具と合わさっての展示でしたが、
ご本人の登場で、より攻めた空間になりました。



古道具担当が、嵩のあるもの、ないもの、実体のあるもの、ないものをあれこれと並べているところへ、
山下さんが白い紙を置いていきます。




「紙で」2021/6/26

〝混然〟としたほの暗い空間の、ところどころに置かれた白い紙が、
光を受け、ものとものを繋いでいます。

展示空間も大きく変わりましたので、7/19(月)まで会期を延長することにしました。
山「ロングランみたいやー」
お近くにお越しの際は、ご無理ない範囲で、どうぞよろしくお願いいたします。

「景色を診る 存在と時間の素描 」山下克彦展
2021/5/1(土)-7/19(月) よろず淡日のギャラリーにて
金・土・日・月の11時-17時(休:火、水、木)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明日、山下さん在廊です

2021-06-25 | ギャラリー
京阪神の緊急事態宣言がやっと解除になりましたので、
明日はよっやく、山下さんがギャラリーにみえます(時間未定ですが、多分午後からと思います…)
会期延長の甲斐ありました。


“ぜっけい”…
駄洒落でもあるのですが、
言葉が連なって連想が拡がっていく山下さんには、ぴったりの字のように思います。

「景色を診る 存在と時間の素描 」山下克彦展
2021/5/1(土)-7/4(日) よろず淡日のギャラリーにて
金・土・日・月の11時-17時(休:火、水、木)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山下さんと古道具のコラボ

2021-06-18 | ギャラリー
5月から行っております山下克彦展は、現在もまだまだ開催中です。
緊急事態宣言は予定通り20日で解除とのこと(長かった…)、
会期が延びたので、少し展示替えを、ということで、古道具と併せて展示しました。



当初の展示に古道具を加えただけ、との感もありますが、
違和感なく、山下さんの作品と呼応しているように思います。
元々山下さんには、道具と一緒に、というイメージがあったそうなので、会期延長で実現できました。






「景色を診る 存在と時間の素描 」山下克彦展
2021/5/1(土)-7/4(日) よろず淡日のギャラリーにて
金・土・日・月の11時-17時(休:火、水、木)




大阪・平野の知的障がいの人たちの造形教室・アトリエひこの本も一緒に並んでおります。

「かんしゃになろうよ。こころで」佐藤春奈作品集 2017年 ホホホ座 1500円(税別)
 ダウン症の春奈さんの、前向きな“スローガン”と、アトリエの石崎史子さんの温かい文章。
 春奈さんの名言 “かなしみがくるしんで、いねむりするだろう。”  

「0ー40」久田奈津紀作品集 2019年 アトリエひこ 1000円(税別)
 奈津紀さんの作品と、ご両親、お兄様への石崎さんによる渾身のインタビュー!も掲載。久田家パワーに圧倒されます。

いずれも販売しております。郵送もできます。

現在、NY・アウトサイダーアートフェアの「スーパー・ラフ」展に、平田安弘さんの作品が出品中。
松本国三さんの作品は、渋谷・東京都公園通りギャラリーの
「アール・ブリュット ゼン&ナウ 2021 レターズ ゆいほどける文字たち」に出品中。
youtubeで、石崎さんの解説(すごくおもしろい!)も聞くことが出来ます。
また、松本さんの作品は、ポンビドゥにも収蔵されたそうです。
いろいろ動きのあるアトリエひこ、コロナ禍の今ゆえに、余計に励まされます。

今週もどうぞよろしくお願いします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする