よろず淡日

淡海の日夏で 今どきよろずや
古道具と駄菓子、地域のものなど

明日から「景色を診る 存在と時間の素描 」展です

2021-04-30 | ギャラリー


景色を診る 存在と時間の素描 」山下克彦展
2021/5/1(土)-30(日) よろず淡日のギャラリーにて
金・土・日・月の11時-17時(休:火、水、木)

美術と鍼灸の2つの仕事をしている山下克彦さんは、
鍼灸の“触診”は、視覚により写真を撮ることとつながると言います。

日常の生活の中で気になることを捉え、カメラで写す。
その写真を、更に確かめるように、簡単な加工を施す。
その場、風景、ものごとの奥に潜んでいるもの、
それは、体感と内省を通じて言葉による多様な解釈が重ね続けられます。

“触診”された写真から、目の前にあること、
日夏の風景、水景の在りようの深さを認識し、
共に解釈できたらと思います。

・・・・・

京阪神の緊急事態宣言が出ていることもあり、山下さんの在廊は未定ですが、
山下さん来彦の際には、ブログでお知らせいたします。
また、マスクの着用など感染防止対策にご協力をお願いいたします。



それから、以前お知らせしました冊子・その2が出来ました。



展示最終日の打ち上げ時での話と、山下さんのインタビューの2本立てです。

「よろずの光-面白い」堀尾貞治・山下克彦 あたりまえ過ぎた二人展
座談会の記録 その2 クロージング+α

1部 1,200円(税別) 送料別途
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5月は山下克彦さんの展示です

2021-04-26 | ギャラリー
美術と鍼灸の2つの仕事をしている山下克彦さんは、
鍼灸の“触診”は、視覚により写真を撮ることとつながると言います。

日常の生活の中で気になることを捉え、カメラで写す。
その写真を、更に確かめるように、簡単な加工を施す。

その場、風景、ものごとの奥に潜んでいるもの、それは、体感と内省を通じて
言葉による多様な解釈が重ね続けられます。

“触診”された写真から、目の前にあること、
日夏の風景、水景の在りようの深さを認識し、共に解釈できたらと思います。



先日、淡日の店頭に置いてある石をフロッタージュする山下さん。
このほかにも、チョークで石を塗ったり、石の上に薄い和紙をのせてアクリル絵の具で叩いていく、など
様ざまなパフォーマンスをされました。

持参されたものと、日夏で作ったものと併せた沢山の作品を、
山下さんの展示構想をもとに、古道具担当が、目下設置しております。



「景色を診る 存在と時間の素描 」山下克彦展
2021/5/1(土)-30(日) よろず淡日のギャラリーにて
金・土・日・月の11時-17時
(休:火、水、木)

感染防止対策をしながら展示いたします。
マスクの着用、手指消毒などのご協力をお願いいたします。
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5月の平安蚤の市は中止です

2021-04-25 | 古道具
京都府に緊急事態宣言がでましたので、5/10(月)の平安蚤の市は中止になりました。
実店舗は、通常通り営業の予定です。
ギャラリーでは、山下克彦さんの「景色を診る 存在と時間の素描 」を展示します。
感染防止対策しつつ、お待ちしております。


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筒もの、について

2021-04-24 | タナカシゲオさんの器
タナカシゲオさんの朝鮮陶磁に対する研鑽が表れた、オンギ釉のおおらかな立壷です。



こちらは渋い景色の側。
火の力によって、土にも釉にも器体にも作用が見て取れます。
釉は少し荒れていて、下の方は灰や火がかかっています。



こちらに返すと、釉の艶が。
高さ26.5cm 口径 外寸14.5cm 内寸10.5cm
上部から、7本ほどのニュウがあります。

タナカさんが、朝鮮陶磁の底流に流れているオンギを大切に思っておられること、
薪による火の力、そして明日香の地で作陶していることの重なりが、この立壷の見どころと思います。
ニュウがあっても、捨てずにそれを置いておられ、
器に力があるということを指標にしている田中さんの感覚が伺われます。

同時に、筒である、という形に惹かれました。
縄文、円筒埴輪、経筒、茶盌、旅枕、土管、サヤ…
日本人が筒に見てきた古来からの流れと見立てとが、そこにあるように思います。

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タナカさんの新しい器、入りました

2021-04-17 | タナカシゲオさんの器
奈良県明日香村で作陶をされている、タナカシゲオさんの器です。
今までの器と併せて、常設で置いています。



新たな作品は、オンギ釉の大ぶりの立壷や、イラボのジョッキや小箱など…。
例によって、当方では黒めのものが多いですが、韓国陶磁に学ばれたタナカさんらしい作と思います。
土器の蓋付筒の割れや、白瓷のリム皿の継ぎは、それも美しい姿です。

これから追って少しづつ、ご紹介する予定です。



こちらは、店番担当の出品するグループ展のご案内。
サフラン作業所で、牛乳パックから作った“サフ紙”という、折れ紙を使った作品展です。

ある日突然、ふわふわした紙が送られてきて、開けてみたらとても長い。
長いものか―としばし思案の後、いつも描いている荒神山が横に長いので、水彩で描きました。

「折れ本展」
2021/4/17(土)ー25(日) 12時ー18時(最終日17時迄)
スペース草
大阪府豊中市東豊中町4-1-13
06-6853-0474

こんな時ですのでご案内まで、ですが、お近くの方にお運びいただけたらうれしいです。
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