よろず淡日

淡海の日夏で 今どきよろずや
古道具と駄菓子、地域のものなど

11月の展示 「巡らひの美し」よりご紹介 その10-せっちゃんの母性

2017-11-17 | ギャラリー
茶谷節子さんの絵は、和紙に美しい色彩がふんわりと滲んで、しっとりとした独特の空気感をもっています。


「くま、はち、はちみつ」 2013 43×63cm 和紙に水彩

「あじさいにモビール」 2015 33×69cm 和紙に水彩

絵草子やおとぎ話にあるような、八百万的な日本の物語性、
あらゆるものが等価で、みんなで生きている、というような、俯瞰でものを見ているような視点を感じます。

誰しも生活環境が変わると心持ちが変化します。
家族の死を乗り越え、悲しい状況を自ら抜け出して、彼女の絵は以前より大きくなったように感じます。

「巡らひの美し 祈りと光 ― アトリエひこの作品より」
2017年11月3日(金・祝) -11月20日(月)
金、土、日、月曜日の11-18時(火、水、木曜日は休み)
よろず淡日のギャラリー


展示も終盤を迎え、20日(月)までとなりました。
今週末の土日は、彦根はえびす講です。
中央商店街のはじっこにある古本屋・半月舎さんと器と雑貨・Goodluck Storeさんの前では、Central FLEAという蚤の市も開催されます。
天気予報では冷え込むようですが、淡日の「巡らひの美し」展と併せて、
どうぞ彦根にお運びくださいますよう、お願い申し上げます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする