「赤福×御福」対決

伊勢名物と言えば「赤福」。ま、いろいろ騒がれたが
今も厳然として伊勢土産のナンバー１だ。

ところで、二見に行くと「赤福」に並んで「御福」の
本店がある。「赤福」と形状も包装紙もよく似ている。
駅の売店などで、「赤福」と思って買ったら「御福」
だったという間違いは、私も経験している。

「赤福」は 創業300年。「御福」は 創業270年。
江戸時代は「商標登録」や提訴の争いは無かったのか。

類似商品としては、名古屋の朝倉商店が名古屋で売る
「名福餅（めいふくもち）」と、伊賀ドライブインで
売る「伊賀福」。包装紙が違うだけで、中身は「赤福」に
似る。

愛媛県新居浜市の菓子舗「ハタダ」では「福もち」。

テレビドラマでは「赤福」と「御福」を合体させて
「おか福」という店が登場していた。

今人気の子役「鈴木福くん」は、戦前戦後の人気漫画
「ふくちゃん」から付けたのか？。今の人は知らないか。
早稲田の学帽をかぶっているので、早稲田大学の
キャラクターだった。

慶応のキャラクターはミッキーマウスだったが、
ディズニーから著作権で訴えられ、取り下げられた。
ミッキーのパテント料は高い。千代田生命在職時、
ミッキーマウスを無断使用して、２億円の賠償金を
請求されたっけ。怖い怖い。

「白い恋人」、「面白い恋人」を訴える

「面白い恋人」が商標権侵害＝吉本興業に使用差し止め請求―「白い恋人」側が提訴(時事通信) - goo ニュース

吉本興業の子会社が「面白い恋人」という菓子を販売。
北海道の人気菓子「白い恋人」から訴えられた。

たしかに包装紙、ロゴまで似ている。石屋製菓の「白い恋人」
は かなり認知されており、多くの人はパクリだと知って
買うだろう。これで「白い恋人」の売り上げに影響が出るとも
思えない。便乗して吉本が儲かるのが憎いのか。

このところ、人気低迷で業績悪化の吉本としては、なり
ふりかまわずか。落ち目になると、こうしてまた傷がつく。

だが、これでまた話題に上り、宣伝効果大だ。

はたして「お上の軍配裁き」はいずれに。