現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

一番難しい楽器は?

2010-12-06 23:57:55 | 虚無僧日記
ネットでいろいろ検索していたら、こんなのが。

「ギネスブックに認定された“ 最も難しい楽器 ”。
 木管楽器は、オーボエ。金管楽器ではホルン」だそうだ。

「いや、尺八でしょう」という意見も。
ギネスに認定してもらいたいものだ。

しかし、私は、トランペットもクラリネットも
試してみたが、鳴らなかった。ティドュリドーも
鳴らせない。
ピアノもギターも琴も習ってみたがダメで、
尺八だけが残った。だから、私にとっては
尺八が一番やさしい楽器である。


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東京グリーン交響楽団

2010-12-06 23:34:38 | 虚無僧日記
これまた、ネットでみつけた。


「東京グリーン交響楽団」の「第3回定期演奏会プログラム」から。

「芸は身を助けると申しますが、フルートの達人であると同時に
 尺八の達人でもある私たちは、まさに真のミュージシャンであります」

「私たち」とあるからには、フルート奏者の全員が、尺八も吹けるという
ことか。驚き。

「東京グリーン交響楽団」とは? ホームページによると。

「(株)みどり会164社メンバー会社相互の交流と親睦を深める
 文化活動の中心として発足した、社会人を中心としたアマチュア
 オーケストラ」

では「みどり会、メンバー会社」とは?

あいおいニッセイ同和損害保険・旭屋書店・伊藤ハム・イトキン・
岩崎通信機 ・岩谷産業・宇部興産・江崎グリコ・大林組・大林道路・
・奥村組土木興業・オリックス・ 関西ペイント・京セラ・ 栗原工業・
グリーンスタンプ・京成電鉄・神戸製鋼所・国際興業・コスモ石油・
コニカミノルタ・ホールディングス コニシ・小林製薬・サクラクレパス・
サンスター・参天製薬・サントリー・鈴乃屋・積水化学工業・積水ハウス・
銭高組・全日警・象印マホービン・大王製紙・ダイソー・大同生命保険・
大日本除虫菊 ダイハツ工業・高島屋・田辺三菱製薬・帝人・トーア紡・
東宝・南海電気鉄道・野村ホールディングス    
阪急電鉄 阪急阪神百貨店 阪急不動産 阪九フェリー
阪急阪神ホテルズ 久光製薬 ビジネスコンサルタント 日立造船
日立製作所 日立電線 日立金属 非破壊検査
藤田観光 フーセンウサギ フランスベッド ぺんてる
丸善石油化学 味覚糖 三菱東京UFJ銀行 森下仁丹    
   
全部はとても書ききれない。164社。有名一流企業ばかり。
なんで知らなかったのだろう。「みどり会」を知らなかったのは私だけ?


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義和団事件と柴五郎

2010-12-06 08:44:49 | 虚無僧日記
12/ 5 NHK『坂の上の雲』を見て、そのまま
テレビを附けっ放しにしていたら、11時から
『蒼茫の昴』が始まった。浅田次郎原作、日中
共同制作で、今年の1月からBSで放送されて
いたものの再放送らしい。知らなかった。
西太后の役が田中裕子。西太后の貫禄はないと
思うが、中国では「そっくり」と評判だそうな。

さて、丁度、「柴五郎」が出てきた。柴五郎は
会津人として初めて陸軍大将になったことで、
会津人にとってはヒーローだ。

戊辰戦争の時 8歳。母も祖母も姉妹も自決し、
戦後、父と下北へ移住。そのへんの事情は『ある
明治人の記録』として出版され、話題となった。

1877年(明治10年)陸軍士官学校に進み、(第3期)
同期には、「坂の上の雲」の秋山好古がいる。

1900年(明治33年)、清国公使館附駐在武官として
北京に着任。「義和団の乱」が起こる。当時日本の他
11カ国の公使館が在り、2ヶ月間にわたり、包囲され
籠城戦となった。その時、総指揮をとり、守り抜いた
功績により、柴は各国政府から勲章を授与された。

ロンドンタイムスはその社説で「籠城中の外国人の中で、
日本人ほど男らしく奮闘し、その任務を全うした国民は
いない。日本兵の輝かしい武勇と戦術が、北京籠城を
持ちこたえさせたのだ」と記した。そして、柴五郎は、
イギリス公使の絶大な信頼を得、その後の「日英同盟」
締結の影の立役者となったのだ。

私が高校の頃『北京の55日』というアメリカ映画があり、
チャールトン・ヘストン演じるアメリカ人少佐の活躍で、
義和団を撃退するという内容だった。史実は、アメリカは
参加しておらず、「義和団事件のヒーローは柴五郎だ」と
憤ったものである。

もっと陽の目を見てもいい人物だが、「会津人であるが
故に評価されなかった」と云うのは「会津人のひがみ」か。


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「坂の上の雲」 広瀬武夫

2010-12-06 00:13:41 | 虚無僧日記
NHK『坂の上の雲』第6回「日英同盟」を見る。

「杉野はいずこ」の広瀬武夫を知っているか?と
問われて、知っているのは、私の年代でも少ない。
「軍神」として、戦前は、小学校の教科書にも
載っていた。

その広瀬武夫を演じているのは「藤本隆宏」。
広瀬本人の写真と比べてみるとソックリだ。

1868年(慶応4年)大分県竹田市に生まれる。

昨年の夏、豊後竹田に行ってきた。明治10年の
西南戦争で激戦地となった。滝廉太郎が『荒城の
月』を作曲した地でもある。

広瀬は、いずれロシアと戦う時が来ると考え、
独学でロシア語を学び、1897年(明治30年)に
ロシアに留学。後、駐在武官として、ロシア
各地の海軍工廠や造船所・軍港などの海軍
施設を視察する。

誠実な人柄と、柔道でロシア人を投げ飛ばした
という武人としての魅力は、ロシア人女性アリ
アズナの心を捉え、ラブレターを交わすロマンスも。

私もロシアに行ってきた。ロシアの若い女性の、
あの冷たい瞳が 思い出される。

1902年(明治35年)帰国命令が出、ロシア人の
将校にも別れを惜しまれ、アリアズナが『荒城
の月』をピアノで弾くシーンなどは、涙が滲んだ。

次回、日露戦争の緒戦で、旅順港封鎖工作の
ために、敵弾を受けて戦死する。まこと、すばら
しいニッポン人が いたものだ。


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