現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

TVの街頭インタビュー

2007-09-24 09:40:02 | テレビ・映画・芸能人
街頭インタビューには過去何回か応じて放映された。
その昔、金丸信が北朝鮮に勝手にいったという事件の時、
いきなり街頭インタビューを受け、何のことかわからず
しゃべっていたら、「ひと言、これをお願いします」と
フリップを出され、読まされた。テレビで放映された
のは「ホンとに困りますねぇ」のセリフだけだった。

二度目は、台風で奈良の室生寺の五重の塔が、巨木が
倒れて、崩れた時。この前日、奈良に行っていて、
台風の直撃で、交通機関が前面ストップ。名阪道路も
閉鎖になって帰れず。停電の木賃宿で一泊したのだった。

翌日、室生寺のニュースを聞き、通り道なので寄ってみた。
もうすでに何人かヤジ馬が来ていて、それぞれテレビの
インタビューを受けていたが、放映されたのは私だけだった。
これは全国にニュースで流れたので、結構後々まで、知人
から「テレビ見ましたよ」と言われた。

今年の4月も、私服で銀座を歩いていたら、呼び止められた。
「最近、子供たちがスキップできないということを聞いた
ことありますか?」と質問される。このテーマには関心がある。
「廊下がなくなった、家が狭い、外で遊べない、運動不足で
幅跳びもできない」テレビで見聞きしたことを、とうとうと
論じると、「ところであなたはスキップできますか?」
一瞬、ギョ、しまった。でも「なんでもあり」の私だ。
やってみたが、できない。えっえ?であった。でも気をとり
直して、やったら何とかできた。

銀座で赤シャツ着たおじんがスキップする、ぶざまな姿だけ
が、「目覚ましテレビ」で放映されたらしい。この手は、いつ
放映か教えてくれないので、私は見なかったが、意外な所で
意外な人が見ていて、電話が何本かはいった。

全国の知人に「まだ生きていること」を知らしめる手段として、
街頭インタビューは格好の手段だ。

ところが、名古屋でも時々遭遇するが、虚無僧姿だと避け
られる。なぜだ!




TVインタビューとチラシ配り

2007-09-24 08:49:00 | テレビ・映画・芸能人
9/23、名鉄前は賑やか。「福田康夫自民党総理に」の号外を
配る各新聞社の人、それを取材する各テレビ局のカメラマン。
それにテッシュ配りに、「アンケートお願いします」のキャッチ
セールス。そして虚無僧の私。平日ならこれに「盲導犬にご協力を」
の募金運動の一団、そして新聞売りと狭い名鉄前は、通行人を
狙っての激戦区なのだ。ここは名鉄の改札と名鉄デパートの出入
口でもある。

天蓋の中からのぞいているといろいろ見えてくる。
号外配りもテッシュ配りもTVのインタビューも皆同じだ。堂々と
はっきり、意思を伝えないと、相手は通行人、サッといってしまう。

今やインタビューもテッシュも全く無視する人が多くなった。コミュ
ニケーション不適応とでもいうのか。ひところ昔の「あっしには
関わりござんせん」の木枯紋次郎のセリフは、現代の社会を先取り
していたか。係わり合いになりたくない人が99%。

その中で、こっちを向いてくれる人を見つける。大変なのは虚無僧
だけではないのだ。テレビ局のスタッフも同じか。昨今はTV離れも
進んでいる。

それにしてもキャッチセールスの女の子達のバイタリティはすごい。
一人歩きの女性を見ると飛び掛っていく。連日夜9時まで。古参は
もう2年も前から見かける。アンケートに応ずる人は、一日2、3人
だろうか。それでも、彼女たちをあそこまで駆り立てるものは何なの
か。今度取材してみたい。

当方は半日6時間吹いて3人、計960円。ありがたい浄財だ。地下鉄の
往復460円差し引いて500円。今日は朝から何も食べていなかったっけ。