現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

年金横領99件3億4千万円

2007-09-07 07:54:14 | Weblog
社会保険庁に続いて、市区町村職員による保険料横領事件が公表され
合計で99件3億4千万円に上るという。しかも処罰されず隠蔽され
いるもケースもあったという。

民間では、お客からの預かり金を1万円でも使いこんだら、即刻クビ。
上司も処分は免れない。やはり公務員はいい、というか、とんでもない。

また、企業保険の受給資格者で住所などわからず、未払いが1500億円に
なるという。どこまでも不信を募らせる国の制度だ。請求主義にあぐら
をかいて、未払い金がこれだけあれば、多少、いや、必要ない保養施設
などに大金を使いこんでも、年金の支払は可能とみていたのか。

すべて「バレなきゃいい」時代だ。こんな世だからこそ、倫理だの品格が
叫ばれているのだが、潮流には押し流され気味である。

地歌三絃大好き

2007-09-07 07:41:39 | Weblog
9月3日のNHK放送を聞いて「尺八を習いたい」という若い男性が
今日見えた。雨のぱらつく中、大きな三味線ケースを抱えて、津から
わざわざ通って来られたのだ。

有名私立大学の講師、専門は中国古典、独身。地歌三絃が好きで、
手ほどきは受けたが、あとは独学で練習しているという。尺八ももう
初めからかんたんに音を出す。地歌の「越後獅子」を三絃と尺八で
合奏した。すごい、全曲暗譜である。歌も上手い。声がいい。

今朝の中日新聞の占いは「横顔の気にいる人と会う」とあった。
横顔とはプロフィールのことか。本当に顔もいいし、プロフィールも
いい。すてきな人とめぐり合えた。これからが楽しみである。

岐阜の「阜」の字は辞書に無い?

2007-09-07 07:26:23 | Weblog
なるほど、手元の「岩波国語辞典」に「岐阜」は載っていない。
「阜」を使った用語は他に無いので、国語辞書には無いのだそうだ。
漢和辞典にはさすが、一つだけあった。「阜螽(ふしゅう)」イナゴの
ことだそうだ。ところで「阜」とは「大きい、盛ん」という意味がある
とのこと。織田信長が清洲から町を移転させ、楽市楽座で賑わった
城下町だったのだ。今は金華山頂に岐阜城がポツリ淋しく佇む。

岐阜といえば、長良川の鵜飼。これも観光客激減とか。起死回生の
切り札は無い。首都の移転が法制化された時、日本の中心として
名乗りをあげたが、移転の話もウヤムヤ。

そんな岐阜で、尺八を習いたいという人がチラホラ、3、4人出てきた。
いずれ岐阜に教室を開く日が来るかも。