現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

公園で尺八の練習

2007-09-21 22:09:58 | 虚無僧日記
今日は、榎木公園での平さんの稽古日。
「八千代獅子」を、たった2回の稽古でマスターした。

平智子さんは、区役所の職員。女性ながら尺八を習いたい
という。しかし、仕事も子育てもあって時間がない。
それならと、昼休みに区役所の隣の公園で、30分だけ稽古を
することとなった。夏の炎天下も、冬の木枯らし吹く中でも
練習を続けている。
わずか30分ということで、すごい集中力だ。もう楽譜を見れば
何でも吹きこなす。実は太鼓のプロをだけに、記憶力とリズム
感は抜群に良い。
筝の林鈴花と、三絃の阪野恭子、そして尺八の平智子、女性
3人で「姫ローズ」というユニットを結成している。そろいの
法被も用意し、老人ホームなどでのボランティア演奏が、当面
の発表の場だ。その積極性は男顔負けである。



困るアポ無しの訪問

2007-09-21 10:40:54 | 心の問題
「女性の品格」(坂東真理子著)の「訪問する時は、必ず
アポイント(約束)を取って行くこと」という項を読んでいた
ら、ピンポンとチャイムが鳴った。朝起き会の人だ。
品格を重んじる実践倫理宏正会だが、どうも60年前の感覚
で、アポ無しに突然訪問してくる。現代人は忙しい。虚無
僧の私でさえ、突然来られても本当に困る。今日は特に、
風呂上りで素っ裸だし、部屋中書類が散乱している。こん
な所は見られたくない。来訪者には、誰であろうときちんと
応対することにしているのだが、今日だけはインターホンで
済まさせてもらった。

こうして会員は、毎日頒布に回っているのだが、最近は、
厳しい批判の目にさらされている。自分たちは正しいと信じて
いても、他人に迷惑を及ぼすことは慎まなければならない。
旧態依然の活動が時代にそぐわなくなっていることに、目を
つぶっている。