ロイヤルモータースとその仲間たち

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「天地明察」を読んで

2010-05-09 11:56:58 | ハイキングおじさんの「ひとりごと」
村上春樹の「1Q84]を抑えて冲方丁(うぶかた とう)の「天地明察」が2010年本屋大賞(全国の本屋が選んだ一番売りたい本)と第31回吉川英二賞新人賞を受賞しました。
彼の経歴からどんな小説か興味があり読みました。

「天地明察」

史実に基づいた小説でコミックゲームの出身だけあり重要な部分でうまく擬音を使っているし、三分の二ぐらいまで進んで暦作りの本題に入り最初の出てくるなぞの数学者「関」が後半五分の四まで来たところで現われる。
江戸初期の太平の世に変わろうとする史実に基づいた小説
意味ありげなところや、もったいぶった手法が判りながら作者の手法に乗って吸い込まれてゆく・・・心憎い小説です。



渋川晴海


余談になるが江戸後期(約200年後)に伊能忠敬が地球の直径を知りたくて日本地図を作るわけだが、その前提となる天文学・測量の技術・数学がその200年前に確立されていた事に驚嘆します。
なぜ伊能忠敬かといえば測量に有馬温泉に来ていて有野町誌にその記録が掲載されています。
彼は日本の沿岸部を測量したことに(実際そうだが)なっているが神戸市北区淡河町・八多町を測量している。
有馬温泉に来たくて、ついでに測量したのか?

ブログにまた掲載します。

伊能忠敬

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