ロイヤルモータースとその仲間たち

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プリウスのリコールに思う

2010-02-15 20:55:53 | ハイキングおじさんの「ひとりごと」
マットのリコールからプリウスのブレーキのリコールと続きトヨタの社長がアメリカ議会の公聴会で参考人として発言すると言う展開になり、数年前の三菱自動車のリコール事件を思い出しました。 
「内部告発から発展したリコール」が世間を騒がせたことは記憶に新しいことです。 勿論リコールを出さない事は前提条件となりますが、現実は毎月数十件のリコールが発生しているのを一般のユーザーはあまり知りません。 当時の報道機関も三菱自動車以外のブレーキによる火災事故が発生しても記事にならないと取り扱いませんでした。 三菱自動車だけを記事にしている時期がありました。
ちょっと冷静さを欠いています。
先日、トヨタのリコールでアメリカと日本で同じアンケートをとりその結果を見るとその国民性の違いが現われています。
トヨタのユーザーに次回車を買うとしたらトヨタ車を買うかの問いにアメリカは75%が買うと答え、日本は50%でした。 
リコールの対処はどうか?の問いにアメリカは迅速に対応して満足している。 
日本は遅くて不満。

他にも質問がありましたが、アメリカの議会や報道機関の情報に比べて国民は冷静に見ています。

毎月数十件のリコールがある現実を直視すると完璧な車は出来ないと言う前提でリコールや過ちが発生した時は、お客様の気持ちになって正直に、誠実に、迅速に対処することが一番大事ではないかと思いました。


これはトヨタに限らず、「私たちの会社の問題」と考えそのような心構えでいたいとあらためて思いました。

コメント
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