・1944年9月4日のライヴ録音。いやあ・・・ハイフェッツもトスカニーニも、もう凄すぎて笑っちゃいますね・・・。まさに真剣勝負。今から70年近く前の録音とは思えない良好な音質のおかげでハイフェッツのたっぷりとした美しい音色と凄まじいまでのテクニックが堪能できる。終楽章の速い事速い事! なんという切れ味。主導権はトスカニーニじゃなくてハイフェッツかな、こりゃ。やりたい放題。しかし、そんなヴァイオリンにぴたりと付けるトスカニーニとオーケストラもさすが! 売られた喧嘩は買ってやろうじゃないの、みたいな感じ。ときどき聞えるうなり声?はトスカニーニのものか? 並みの指揮者とオーケストラだったら完全に置いて行かれて崩壊してるだろう。終演後の聴衆の熱狂も当然。こんなに速い演奏でも全く素っ気なさを感じさせずにお腹一杯にしてくれるんだからなあ・・・。あっ、速い速いと言いましたが第2楽章はたっぷり聴かせてくれますよ。
Mendelssohn: Synphonies 3 | |
クリエーター情報なし | |
Guild |
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます