覚え書きのようなもの・・・分室

私の好きな音楽のこと(主にクラシック)や日々の出来事、思ったことなどをつたない言葉で記してみます

ノイマンとチェコ・フィルのベートーヴェン 交響曲第5番

2008年09月05日 | 音楽
・1969年6月28日、世田谷区民会館での録音。解説によると、「プラハの春」の翌年に行われたこの来日公演は日本の聴衆も大変に暖かい拍手で讃えたそうです。

・ノイマンらしい誠実な演奏です。奇を衒わない真っ向勝負みたいな演奏でとても好感が持てました。手に汗握る、というような演奏ではありませんが、指揮者もオーケストラも懸命に作品に取り組んでいる事が伝わってきて、聴いているこちらもじわじわと熱くなってくるような気がしました。

・華麗で劇的な演奏ばかりを注目しがちですが、こういう質朴な演奏の素晴らしさも忘れないようにしなくては、と思った一枚でした。

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