覚え書きのようなもの・・・分室

私の好きな音楽のこと(主にクラシック)や日々の出来事、思ったことなどをつたない言葉で記してみます

A・チャイコフスキーとライナーのモーツァルト ピアノ協奏曲第25番

2006年12月01日 | 音楽
・久しぶりの投稿になってしまった。もう12月かあ・・・。

・アンドレ・チャイコフスキー、初めて聴くピアニストだ。チャイコフスキーなんて名前だからてっきりロシアの人かと思ったらポーランド出身だそうだ。ピアニストとしても活躍したそうだが晩年(と言っても40代半ばで亡くなってしまったそうだ)は作曲家としての活動の方が多かったらしい。

・そのチャイコフスキーがデビューして間もない頃に録音されたこの演奏。この曲、解説にもあったがモーツァルトの(特に20番以降の)ピアノ協奏曲の中ではそれ程人気のある曲ではないと思う。確かに私もあまり聴かない。モーツァルトのピアノ協奏曲のイメージからするとちょっと地味なのかもしれない。

・しかし、この演奏はいいですねえ。ピアノはとにかく粒の揃った美しいタッチを聴かせてくれるし、ライナー指揮のシカゴ響の演奏が実に晴れやか! ゆったりとしたテンポでスケールの大きな指揮。中身のぎっしり詰まった充実した音を聴かせてくれている。私にとってこの演奏は今まで気付かなかったこの曲の魅力を教えてくれるものになると思う。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« カペルとハイフェッツのブラ... | トップ | ブッフビンダーのベートーヴ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

音楽」カテゴリの最新記事