・1978年6月15日、ムジークフェラインザールでのライヴ。ORFの正規音源からのCD化なので良好なステレオ録音。ベーゼンドルファーの軽やかな音色とウィーン・フィルのチャーミングな木管と艶やかな弦の音色をたっぷり楽しむ事のできる演奏。バドゥラ=スコダのピアノも軽快で楽しいが、シュタインの指揮が実に見事。第1楽章、ジュピター交響曲を思わせる堂々たる雰囲気で始まるが、ウィーン・フィルの明るい音色を生かして重々しくなりすぎないところが個人的に嬉しいし、その後の曲想の変化の的確な描き分けも素晴らしい。さすが名匠! 解説書にこの日のコンサートの写真が載っているが、コンサートマスターはヘッツェル、隣はおそらくキュッヒルという豪華版。ちなみにバドゥラ=スコダはこのコンサートの時にベーゼンドルファー・リング?なるものを貰ったらしい。バドゥラ=スコダ以前に貰ったのはバックハウスだけという。英文解説をなんとなく読んだだけなので違ってたらごめんなさい・・・。
・カップリングは22番の協奏曲で1959年12月19、20日のライヴ。こちらもセル指揮のコンセルトヘボウ管という豪華共演。エアチェックなのか音質は冴えないがコンセルトヘボウ管の素晴らしい音色は楽しむ事ができる。
・カップリングは22番の協奏曲で1959年12月19、20日のライヴ。こちらもセル指揮のコンセルトヘボウ管という豪華共演。エアチェックなのか音質は冴えないがコンセルトヘボウ管の素晴らしい音色は楽しむ事ができる。
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