覚え書きのようなもの・・・分室

私の好きな音楽のこと(主にクラシック)や日々の出来事、思ったことなどをつたない言葉で記してみます

マシューズ、スワロフスキー、ウィーン国立歌劇場管のモーツァルト ピアノ協奏曲第24番

2011年06月06日 | 音楽
・このCD、そもそもスワロフスキーという指揮者が気になって検索したら出てきたもの。このスワロフスキーという指揮者、アバドやメータの先生として必ず名前が出てくるが、その割にメジャー・レーベルへの録音は見た事無いし、確認できる録音は今回のウィーン国立歌劇場管や南ドイツ・フィル?などという、何となく実態不明のオーケストラを振ったものばかり・・・。どういう訳なんだろう・・・。

・さて、デニス・マシューズというピアニストは初聴きだが、カップリングの20番ともども好演だと思う。テクニックも申し分なく、純粋に曲の素晴らしさを伝えてくれる。24番では第1楽章で自作のカデンツァを弾いているが、曲に良く合ったなかなか素敵な作品だ。弾いているピアノは恐らくスタインウェイではないような・・・。きらめくような、というよりちょっと渋めの味わいのある音色がこの曲に似合うし、オーケストラがこの時代(1958年?)らしい懐かしい音色でまた嬉しい。録音も良好だし、これは掘り出し物的名演だと思う。
Great Piano
クリエーター情報なし
Vanguard Classics
コメント
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