・リヒテルの弾いたショパンの練習曲を聴きました。もちろんリヒテルですから全曲ではありません。作品10の1、3、4、10、12番の5曲です。1960年のキエフでのライヴ録音。
・壮年期のリヒテルの凄まじさにただただ唖然としてしまうのが第4番。人間ってこんなに速く指が回るものなんだと驚かされます。ただ弾いているだけじゃなくて、そこに当たり前ながら強弱が付いているわけで(バカな感想ですみません・・・)、とにかく驚いているうちにあっという間に終わっているんです。有名な「別れの曲」の非常に清潔感溢れる凛々しい演奏も印象的でした。
・様々な機会に録音されたものを集めても、ベートーヴェンのソナタもショパンの練習曲も前奏曲も全曲揃わないんですよねえ。この頃のリヒテルがショパンの練習曲や前奏曲の全集を残していたらポリーニにも引けを取らないものができたと思うのですが・・・残念。
・壮年期のリヒテルの凄まじさにただただ唖然としてしまうのが第4番。人間ってこんなに速く指が回るものなんだと驚かされます。ただ弾いているだけじゃなくて、そこに当たり前ながら強弱が付いているわけで(バカな感想ですみません・・・)、とにかく驚いているうちにあっという間に終わっているんです。有名な「別れの曲」の非常に清潔感溢れる凛々しい演奏も印象的でした。
・様々な機会に録音されたものを集めても、ベートーヴェンのソナタもショパンの練習曲も前奏曲も全曲揃わないんですよねえ。この頃のリヒテルがショパンの練習曲や前奏曲の全集を残していたらポリーニにも引けを取らないものができたと思うのですが・・・残念。