源氏物語歌集-悠山人編

『源氏物語』中の短歌(和歌)のすべてを、
原作の順序にしたがって、紹介する。→日本初!

09葵19 秋霧に

2007年08月06日 | 09葵~12須磨
源氏物語歌集 126
巻九 葵 19 朝顔

    秋霧に 立ちおくれぬと 聞きしより
    しぐるる空も いかがとぞ思ふ


2007-0806-ysg126
Kad02-117

□御手などの心とどめて書き給へる、常よりも見所ありて、
(人々)「過ぐしがたき程なり」と、人人も聞え、自らもおぼされければ、
(朝顔)「大内山を思ひやりきこえながら、えやは」とて、 (朝顔)「秋霧に・・・□