えん罪・布川事件 国賠を求めてたたかう夫の傍で

えん罪を晴らし、普通の一市民に戻った夫。二度と冤罪が繰り返されないようにと、新たな闘いに挑む夫との日々を綴ります・・・。

国連要請報告会

2008-11-22 | 日記
 東京で、守る会主催の国連要請報告会が行われた。

 初めに、滞在中のビデオが上映され、全体の様子が理解できた。
このビデオは、昨年私が拷問禁止条約日本審査傍聴と要請に行かせていただいた折り、お世話になった大阪の中村さん、東京の塩田さんが撮影して下さったものだ。
昨年の記憶が新しいまま、今回のビデオを見せていただき、私もとても懐かしく、またそれだけに夫たちの行動がどんなだったか想像するのはとても容易かった。

 夫の報告を改めて聞いて、ほんとに大きな刺激を受けて帰国したこと、また大きな自信も得て、さらに自分のやるべきことに確信を深めて帰国したことを強く感じた。
 昨年、私が、海外に行って今までと違った形で日本を考え、自分の立っている位置をしっかりと再認識させられたけれど、夫は私と比較にならないほど強い刺激を受けてきたようだった。
私は、国連が「世界人権宣言」を謳い、すべての国で平和、平等が保障される様にと、批准国が自国民のために人権保障の、法整備、教育、環境つくりなどが適切に、しかもスピーディに推し進められるよう熱意を持って取り組んでいることを実際に見て、感じて来て欲しかったのだが、夫も同じことを言っていた。
そのことが私は一番うれしかった。心配していた、拘禁症状に苦しめられることもなく、本当にスイスばかりでなく、フランス(宿泊のみ)、イタリア(観光)とその地に立ち、その国ごとの違いを肌で感じて来ることができ、本当に楽しいツアーになったことが報告から伝わってきた。

 国際人権活動日本委員会の吉田好一さん(要請団団長)から要請経過が報告され、救援会中央本部の坂屋さんから最終見解の内容、とくにどれだけ厳しい内容の勧告になっているかが述べられ、救援会鈴木会長からも、最終見解を大いに使って闘いの武器にして行こう、と話があった。

 同行者の皆さんも、たくさんの楽しいエピソードを交えながら感想を述べてくださった。
終了後、二次会でも盛り上がったけれど、それだけに楽しく充実した要請ツアーだったようだ。

 ますます「やる気」が膨らんできた夫の決意は固い。
次回要請には「自分の言葉」で訴えたいと、語学に力を入れることを皆さんの前で宣言していた・・・。

 一度聞いていたことなのに、たくさんの前で話す夫の話は、同じことでもなぜか新鮮に聞こえた。最後まで、聞きいってついカメラのシャッターを切ることを忘れてしまった。ニュースの原稿に、と思っていたのに・・・(なんという不覚・・・)

茨城の会報告会は、12月12日・・・
こちらの準備を進めなくては…




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