えん罪・布川事件 国賠を求めてたたかう夫の傍で

えん罪を晴らし、普通の一市民に戻った夫。二度と冤罪が繰り返されないようにと、新たな闘いに挑む夫との日々を綴ります・・・。

水戸母親大会

2011-10-09 | 日記
久しぶりに水戸母親大会に参加した。
「久しぶりに」と書きながら、「あれっ?本当に久しぶりだったかな?」と自分に聞き返す。
確かに予定が重ならなければ参加して来た。
県の母親大会も、毎年出来る限り守る会の事務局の方と会場へ足を運んだが、「布川署名」のお願い、物品の販売など、参加する目的が違っていたのだ。
「布川事件・再審のたたかい」への支援のお願いや進行状況をを妻の立場で報告させていただいた。
分科会、記念講演もなかなか集中して参加することは出来なかった。
 だけど、今回は夫の裁判が一段落し、フリーの立場で大会参加できる初めての機会だったのだ。

今回の記念講演は、福島県立医科大学の後藤宣代先生

 演題は、
   フクシマからの声 -21世紀を、生きるよろこび・働くよろこびへー  というもの。

 経済学者という立場から、3・11を福島で体験され、今現在福島の県民、特にお母さんたちの現状。そして、なぜ原発依存の日本の政治・経済になってきたか、未来へ向かって私たちは何をすべきかを分かりやすくお話された。
正直、私自身、日本の原発導入の経過、放射能汚染、放射能物質による影響などあいまいにしか知識がなかったので、とても興味深く聴くことができた。
 また、先生はフルート奏者でもあって、講演後、ドレスに着替えられ、ガラッと雰囲気を変えて、

  ♪フルート・ミニコンサート
     「深まる秋 平和と反戦を 水戸で」 ♪ と銘打ち、

赤とんぼ、メヌエット、小さい秋、さとうきび畑を演奏された。
そして
「青い空は」はフルート伴奏で、参加者全員が合唱 ♪♪♪

3・11の影響で、会場が取れずやっと半日だけ確保できたという今回の水戸母親大会。
分科会などはなかったが、
「学んで、ミニコンサートでやすらぎを得て」明日からの生活に元気が出るような、そんな大会でした。


会場で、皆さんから
「おめでとうございます!よかったね~。ほんとに良かった。テレビも新聞も見たよ!ご主人に宜しくね」と声を掛けていただき、
改めておひとりお一人にお礼を述べた。
でも・・・
この人、判決以降、初めてだったかな?
報告集会にきてくださったよね?
前にお会いしてるんじゃなかったカナ?
なんて、相変わらずあいまいな私・・・でした