えん罪・布川事件 国賠を求めてたたかう夫の傍で

えん罪を晴らし、普通の一市民に戻った夫。二度と冤罪が繰り返されないようにと、新たな闘いに挑む夫との日々を綴ります・・・。

何かがあるから・・・

2010-10-24 | 日記
「よかったね、きれいになって」

夫が笑いながら言った。

「取材がなければそのまんまだったよね」・・・と。

そう!確かに。

 家の中で取材をしたいという申し入れを、拒めば拒めるだけれど、
私も夫と一緒に歩いてくる中で、ずいぶん取材に慣れてきてしまったな、と思う。
「ありのままでいい」という夫に、「絶対いや!」と泣いたのは何年前だったろうか?
それから、「それじゃぁ」と受けて、流された映像を見て
「えーっ!家の中、本当にありのまま映ってるー!」とあわてて・・・。

 狭い部屋に、どういうわけか今では夫の荷物がどんどんと増えて、「見違えるほどきれいに片づける」ことはできないけれど、そこそこにやるだけのことはやらなくちゃ、とそんな軽い気持ちで取材も受けるようになった。

とにかく、
「余計な荷物を増やさない」こと。
何年も閉まったままになっているものは
「捨てる」ことを心がけて行きたいものだ。

そんなことを思いながら、
光回線工事を切っ掛けに、今日は、10年以上飾ってあって、埃にまみれていたぬいぐるみを片づけることにした。
娘と私がお互いに作ったテディベアや、旅先で買い求めたぬいぐるみ、幼い頃から好きでなかなか処分できなかったものもある。ぬいぐるみや人形には「魂」があるように思えて、これまでも人形供養の日に神社へ持って行ったりしたのだけれど、娘の帰省もあって今朝は
「さあ、どうする!?」ということになった。
やっぱり、ひとつひとつ愛着があり、思い出がある。
古いものは、娘に言わせると
「25年も前におじいちゃんに買ってもらったものだよ」とのこと。

結局、幾つかを娘が今の住まいに持っていくことになって、後どうするかは
「洗って考えよう!」ということになった。

洗ったら、みんなきれいになった・・・。
やっぱり捨てられないかな…



11月・・・
間もなく人形供養の日が来ます・・・。


片づけて、空いたスペースがだいぶあるので、また少しずつ家の中を片付けたいと思います。
 

申し訳ない日

2010-10-24 | 日記
多くの土曜、日曜日は私も予定が入ったりしてなかなか家にいる時間にゆとりが持てないでいる。
でも、今週末、私は昨日救援会の関係で半日必要としただけで、今日は久しぶりに自宅にいる。
夫は、先週は仙台から高知へ飛び、現在は北海道にいるというのに・・・。

北海道に経つ前、夫は予定のない日が1日あって
「よく寝た~!」
と、言っていたから休養は取れているのだろうが、正直、フルで動いている夫に比べ私の生活は、申し訳ないほど自分中心で、楽なことしかしていないという思いになって心が痛む。
それと・・・
一緒に行動できない日は、夫との温度差が開いていくような不安を感じてしまうのだから、どうしようもない・・・。

 今日は、朝から布団カバーなど大物の洗濯をし、光回線工事をお願いし、パソコンの設定。
それから・・・
羽毛布団のクリーニング依頼で運送屋さんと時間を約束して・・・とそんな時間を過ごしている・・・。



本当だったら、利根町の夫の家に行きたかったけど・・・。

「思っただけでは(相手に)気持ちが伝わらないよ」

なんだか、以前に夫に言われたことばを思い出しちゃった・・・。

利根町の庭は夫が高知に経つ前にきれいにしてくれたとのこと。
あ~~~!
メ・ゲ・ソ・ウ・・・

体がもう一つあったら、
父を陶板浴にだって連れて行ってあげられるのに・・・。